あきんどスシローは、『GO!スシロー40周年 事業戦略発表会』を開催し、“回転寿司の一歩先へ”向けた新たな取り組みとして「デジタル スシロー ビジョン」、通称「デジロー」を一部店舗に導入することを発表した。

スシローでは2023年10月に、回転すし事業を創業してから40周年の期を迎える。「これから先、回転寿司がもっと愛され、喜ばれる存在になるために。お客さまにもっと笑顔で、もっと安心に、スシローを楽しんでいただきたい」という想いから、「一緒に行こか、回転寿司の一歩先へ。」という新たなステートメントを発表した。その取り組みの一環として、新型のデジタルビジョンとレーンを融合させた「デジロー」を、9月28日より「スシロー新宿西口店」にてトライアル導入する。

「デジロー」は、各テーブル席に設置している大型のデジタルビジョン上ですしが流れたり、ゲームが体験できるなど、これまでにない店舗体験を楽しむことができる。デジタル上ですしを流すことで、回転レーンにすしが流れているときの醍醐味である、様々なすしを見ながら新たなすしに巡り合える楽しさ、選べる楽しさをデジタル上で再現したという。

さらに、「デジロー」は、メニューを検索・注文できるといったタッチパネルの役割だけでなく、すしのこだわり情報やクイズが流れてくることに加え、注文額に応じて楽しめるゲームなど、お食事を盛り上げる機能を兼ね備えている。

スシローではこれまでも様々な面でデジタルの力を活用しているが、今後も“うまいすし”に加えて、新たな店舗体験を提供することで、いつ来ても喜んでもらえる店舗空間を作り続けたいと考えているとのこと。

9月21日から先行して「スシロー江坂店(大阪府)」、9月28日から「スシロー新宿西口店(東京都)」、10月には「スシロー天白焼山店(愛知県)」に導入する。

さらに、現在都市部の店舗を中心に導入し好評だという、注文した商品が自分専用のレーンで届く“Auto Waiter(オートウェイター)”のみの店舗についても、10月より徐々に約80店舗まで拡大することで、より利便性を高めるとともに、省人化、ならびに店舗スタッフの負荷軽減にも繋げていくとのこと。

「デジロー」を導入している3店舗でのお客の声を参考に、今後は、“Auto Waiter(オートウェイター)”の上に「デジロー」を設置することも視野に入れているという。