“日本一のコント師”を決める大会『キングオブコント2023』のファイナリスト記者会見がこのほど、都内で行われ、準決勝を戦った34組の中から決勝進出を決めた10組が出席。2年ぶり2回目の決勝進出となる蛙亭は、イワクラが相方・中野周平のために続けている努力を明かした。
2008年にスタートし、毎年TBSで決勝戦を生放送している『キングオブコント』。今年は史上最多となる3036組がエントリーした。9月20日・21日にセミファイナリスト34組による準決勝が東京で開催。ゼンモンキー、隣人、ファイヤーサンダー、カゲヤマ、サルゴリラ、ラブレターズ、蛙亭、ジグザグジギー、や団、ニッポンの社長(※エントリー順)の10組が決勝進出を決めた。
中野は「調整に調整を重ねまして、なんとかギリギリ先月体重が100キロになり、ベストコンディションでネタに臨むことができました」と笑顔でコメント。MCを務めた山里亮太から「『キングオブコント』にその体重が必要だった?」と聞かれると、「必要だったんじゃないかなと思います」と答えた。
イワクラは「出番前にモンブランとシュークリームを与えてパンプアップさせました」と明かし、「相方は出番前にお腹が減るとすごくパフォーマンス能力が下がるので、かといって私が直接渡すのも『なんでこいつの機嫌をとらなきゃいけないんだ』と思って嫌なので、作家さんを通して渡しながら決勝もしっかりとコンディションを整えたいと思います」と裏の努力を語った。
山里が「ネタ前に食べ物をあげたら芸をしてくれる」と言うと、中野は「猿使いと猿みたい」と笑い、イワクラは「12年間でトータルすると10万円以上は使っている」と明かした。
また、ほかのコンビに負けないポイントを聞かれると、イワクラは「相方が全く緊張しない。誰のことも尊敬していないし、『キングオブコント』という大会がすごいということもそんなに自覚していない」と回答。中野は「会ったことないので想像ですけど、ジム・キャリーはさすがに緊張するんじゃないかと。ここでは緊張しない」と話していた。
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