ソフトバンクは9月27日、Xiaomi(シャオミ)製のAndroidスマートフォン「Xiaomi 13T Pro」の取り扱いを発表した。日本国内のMNOとしては独占扱いで、メインブランドのソフトバンクから12月上旬以降に発売する。
Xiaomi 13T Proは26日にドイツ・ベルリンでグローバル発表イベントが開催されたばかりの最新スマートフォン。Xiaomiのスマートフォンラインナップにはハイエンドクラスだけでも複数のラインがあり、「T」が付くモデルは高性能ながら価格を抑えたコストパフォーマンス重視のシリーズである。
カメラ性能に力を入れており、メインカメラには1/1.28型の大型センサー(約5,000万画素)を採用。これに約1,200万画素の超広角と約5,000万画素の2倍望遠を加えたトリプルカメラとなる。AIを活用し理想的な構図を提案する「Xiaomi ProCut」、8Kや10bit記録の高画質動画撮影、ウルトラナイトモードなどの撮影機能を備える。
SoCはMediaTekの最上位チップ「Dimensity 9200+」を採用し、メモリは12GB、ストレージは256GB。カラーバリエーションはアルパインブルー、メドウグリーン、ブラックの3色展開で、アルパインブルーのみ背面をヴィーガンレザー仕上げとする。
ソフトバンクでは、昨年のXiaomi 12T Proに続き、急速充電をアピールする「神ジューデン」スマホ第2弾として本機種を扱う。5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しながら、付属のACアダプタを使えば1%→100%の充電が約19分で済む。
なお、本機種はキャリア版のほかにオープンマーケット版(SIMフリー版)の発売も予告されており、MNOのなかではソフトバンク独占販売という形になる。ソフトバンク版/オープンマーケット版ともに価格は後日発表される。
Xiaomi 13T Pro(ソフトバンク版)の主な仕様は下記のとおり。
- OS:Android 13
- SoC:MediaTek Dimensity 9200+
- メモリ(RAM):12GB
- 内部ストレージ(ROM):256GB
- 外部ストレージ:非対応
- ディスプレイ:6.7インチ 有機EL 2,712×1,220ドット
- アウトカメラ:約5,000万画素(広角)+約5,000万画素(望遠)+約1,200万画素(超広角)
- インカメラ:約2,000万画素
- 通信方式:5G/4G
- SIM:nanoSIM/eSIM
- Wi-Fi:IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax(6GHz対応)
- Bluetooth:5.4
- バッテリー:5,000mAh
- 外部端子:USB Type-C
- 防水/防塵:IPX8/IP6X
- 生体認証:指紋、顔
- その他の機能:FeliCa/おサイフケータイ対応
- カラーバリエーション:アルパインブルー、メドウグリーン、ブラック
- サイズ:約76×162×8.5mm(アルパインブルーのみ8.6mm)
- 重量:約206g(アルパインブルーのみ200g)