元プロボクサーでタレントの具志堅用高が22日、YouTubeチャンネル『具志堅用高のネクストチャレンジ』で公開された動画「【那須川天心】デビュー2戦目を試合解説〜天心には期待しかない〜」に出演。ボクシング転向2戦目も勝利で飾った那須川天心について語った。
■具志堅用高が気になったポイントとは
18日に東京・有明アリーナで開催された試合で、メキシコ・バンタム級王者のルイス・グスマンに完勝した那須川。具志堅は「デビュー戦よりは、一段と成長してますね」「スピードもコンビネーションも、打てていました」と称賛しつつも、「しかし、全体的にまだキックの色がついているような気がしますね。これはまだしょうがないと思う、2戦目だから」と指摘する。
チャンネルスタッフの「キックの部分が残っているというのは、どこの部分ですか?」という問いには、「ゴングが鳴った後の、セコンド陣とのコミュニケーション。『アドバイスを聞いてるのかな?』って感じがするんですよね」と回答。続けて、「映像見ても分かるんだけど、イスに座ってないじゃないですか。ボクシングはだいたいイスに座って、セコンド陣の話を聞く。チーフは誰がなってるか分からないですけど、背中向けてるじゃないですか。背中をトレーナーに向けるっていうのは、見たことないなあ」と、自身の経験を踏まえて語る。
さらに、具志堅は「そういうミーティングとか話し合いを天心にするのもいいと思う」と持論を述べ、「1・2ラウンドは立ってもいいけど、イスに座って、アドバイスを聞くっていうのも大事かなって気はしますね。これは一つの流れ、リズムかなと思います」と助言していた。