NTTドコモは9月26日より、「Galaxy Z Flip3 5G SC-54B」「Galaxy Z Fold3 5G SC-55B」の折りたたみ5Gスマートフォン2機種にソフトウェアアップデートの配信を開始した。
アップデート対象は、Android 13へのOSアップデートを実施済みの端末。Android 10/11/12環境で利用している場合は、事前にAndroid 13へのOSアップデートを行う必要がある。アップデート内容は次のとおり。
- One UIバージョンを5.1.1にバージョンアップ(詳細は後述)
- セキュリティ更新。Androidセキュリティパッチを適用し、セキュリティパッチレベルは2023年8月となる。セキュリティアップデートの細かい内容は「Androidセキュリティ情報 - 2023年8月」を参照のこと。
「Galaxy Z Flip3 5G SC-54B」の更新時間は端末本体でアップデートを行う場合が約24分、パソコンと接続してアップデートを行う場合が約79分。更新後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は「TP1A.220624.014.SC54BOMU1CWH1」となる。
「Galaxy Z Fold3 5G SC-55B」の更新時間は端末本体でアップデートを行う場合が約28分、パソコンと接続してアップデートを行う場合が約80分。更新後のソフトウェアバージョンは「TP1A.220624.014.SC55BOMU1CWH2」となる。
One UIのバージョンアップに伴う追加機能は以下のとおり。
マルチタッチ機能対応
両手を使って任意のイメージを他のアプリに移動することが可能になった。一部アプリ(Samsung Notes、Gmailなど)のみ対応。
また、「Galaxy Z Fold3 5G SC-55B」ではマイファイルで両手を使って複数のファイルを移動できるようになった。
ワイヤレスバッテリー共有
「Galaxy Z Fold3 5G SC-55B」で、同機のバッテリーから他のデバイスをワイヤレス充電できるワイヤレスバッテリー共有機能を利用しながらカバーディスプレイを使用できるようになった。
タスクバー
「Galaxy Z Fold3 5G SC-55B」で、タスクバーに最近使用したアプリを最大4つまで表示できるようになった。
Wi-Fi
当日/日別/週別/月別の、テザリングによるモバイルデータ使用量をレポートで確認できるようになった。さらにこの画面からは、テザリングのデータ使用量上限を行える。接続デバイスごとに、使用量/使用時間の制限を行うことも可能。一時的なテザリング利用のためにはワンタイムパスワードを利用できる。
フレックスモードの改善
半分折りたたんでいるフレックスモードにおけるYouTubeや音楽の再生機能が改善される。