世界各国には特徴的なデザインのApple Storeがありますが、シンガポールには世界でもここだけという水の上に浮かんだガラス巨大球体のApple Storeがあります。いったいどんなお店になっているのでしょうか?
シンガポールの有名な観光スポットのマリーナ・ベイのすぐそばにあるApple Store Marina Bay Sandsは2020年8月に開業。あいにくのコロナ禍にあった期間だったためなかなか訪問することができなかったのですが、ちょうどiPhone 15発売のタイミングでシンガポールを訪問したので早速行ってみました。
ストアには地上の桟橋からアクセスできるほか、地下通路も繋がっています。ドーム状のストアのサイズは直径が30メートル。店内はそれほど広くはないのですが開放感があり、また冷房も程よく効いているのでマリーナ・ベイエリアに来たときは観光がてら立ち寄って記念写真を撮るのもいいでしょう。
全面ガラスで覆われた店内からはシンガポールの水辺の景色が一望できます。また地下へのエスカレーターは現実世界へつながる異空間トンネルのような雰囲気もあります。
上を見上げれば中央のホールを通してストア内の空間がそのまま空へと繋がっているようで、周りにたくさんの人がいることを一瞬忘れさせてくれます。
なお、地下に降りた通路側にもストアは広がっています。こちらでは予約端末の引き渡しをやっており、あちこちでiPhone 15を開封している姿が見られました。
このApple Store Marina Bayを訪問した前日の9月22日はまさにiPhone 15発売日。別の店舗であるApple Store Orchard Roadを訪問して様子を見てきました。予約注文していたお客さんの長い行列を見ると、最新のiPhoneを真っ先に受け取ろうとする人の姿はどこの国でも同じ何だなあと感じます。
発売日当日にiPhone 15は買えないと思ったのですが、スタッフに聞くと「iPhone 15 Pro Max以外は在庫がある」とのこと。ただし色やストレージ容量すべてがあるわけではありません。モデルを気にしなければどれかの製品は購入できる、ということのようでした。
実際に新製品を触ってみると欲しくなってしまいますが、私(富永)はiPhone 15 Pro Max狙いなのでここでの購入は断念しました。iPhone 15は全モデルチタニウム素材で本体重量が軽量化されており、これまでのPro Maxシリーズに対してiPhone 15 Pro Maxの軽さには驚きを覚えます。
さて今回シンガポールを訪れたのは実に10年ぶり以上でした。チャンギ国際空港も今ではターミナルが4つに増え、空港内のアトラクションも眼を見張るような演出のものが充実しています。
ターミナル1にある複合設備「Jewel」には空から落ちてくるような巨大なウォーターフール、滝があります。この噴水を見るだけでも十分な観光になるほど迫力も感じられます。もしシンガポール・チャンギ国際空港に飛行機を乗り継ぐトランジットだけの目的で立ち寄ったとしても、時間に余裕があれば一旦入国するのをお勧めします。
私も長時間のフライトのあと疲れていたのですが、しっかりと自撮りしてシンガポールに到着したことをSNSにポストしました。
また訪問時にはチャンギ国際空港の歴史展も行われていました。
iPhoneを買わずとも世界各国の特徴的なApple Storeを訪問するのは楽しいものです。水に浮かぶシンガポールのApple Storeはその存在だけでも何枚も写真を撮りたくなってしまいました。今度は夜の海に浮かぶApple Storeの夜景を撮影しに再訪したいと思います。