人気ライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズの最新刊「涼宮ハルヒの劇場」が鋭意制作中であると、9月24日放送のKADOKAWAのライトノベル系文庫レーベル・角川スニーカー文庫の創刊35周年を記念した特別配信番組「スニーカー文庫 35周年FESTA!」にて発表された。ネットでは「ありがとう」「嬉しい!」といった歓喜の声が集まり、賑わいを見せている。

<動画>『スニーカー文庫 35周年FESTA!』特別配信番組

涼宮ハルヒシリーズは、2003年に刊行された作者・谷川流さんと、イラスト・いとうのいぢさんによるライトノベル「涼宮ハルヒの憂鬱」をはじめとするライトノベルシリーズ。女子高生・涼宮ハルヒが「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶこと」を目的とした団体「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」略して「SOS団」を結成。そこに所属する男子高校生・キョンをはじめとするメンバーを中心に展開する、ビミョーに非日常な学園ストーリーが描かれる。

今回発表された「涼宮ハルヒの劇場」は、ライトノベル雑誌「ザ・スニーカー」に2004年に掲載された「涼宮ハルヒ劇場 ファンタジー編」と、2006年に掲載された「帰ってきた涼宮ハルヒ劇場」、そして「ハルヒ劇場」の続編を加えた3部作になるとのこと。

また本作のイラストを担当する、いとうのいぢさんによる描き下ろしイラストも公開された。ちなみに、この描き下ろしイラストには、物語のヒントも隠されているそうだ。

「涼宮ハルヒ」シリーズの公式X(旧Twitter)でも、「『涼宮ハルヒ』シリーズ 最新『涼宮ハルヒの劇場』鋭意制作中 いとうのいぢ先生描き下ろしのイラストも公開 続報をお楽しみに」と報告。記事掲載時点では、発売日などの詳細は未定だが、公式SNSなどを通じて続報を発信予定とのことなので、期待して待ちたい。

ちなみに同放送では、「涼宮ハルヒ」シリーズの刊行20周年を記念して、コンサートイベント「涼宮ハルヒの弦奏 Revival」を、2024年1月20日に埼玉県・川口リリアホールで開催することも発表されている。興味があればチェックしてほしい。

ネット上では「このタイミングでの新刊発表!もう続編はないと勝手に思ってたので嬉しいです!」「谷川先生や関係者の皆様ほんとうにありがとう…」「夢か?本当に???!ずっと新刊待ってました!嬉しい!!」「こんなに嬉しいことはない🥲」「なんていうか。宇宙戦艦ヤマトの続編が作られると知って喜んでたオッサンたちもこんな気分だったんだろなって思っている」「ついに続編来るのか?頼むもう完結までやってくれ」「ハルヒまだ生きてた!!!!!今本当に令和ですか」などの声が寄せられた。