日本のプロレス団体・DDTプロレスリングがさる9月18日、東海道新幹線の車内で史上初というプロレスマッチ「新幹線プロレス」を開催したのだが、これがネットで注目を集めている。ネット上では「最高な企画」「斬新過ぎる」などの声があがっている。

「新幹線プロレス」は、同団体が企画している、「通常のリングではない場所で試合を行なう」という「路上プロレス」の一環で開催された。今回、東京駅午後1時9分発の東海道新幹線「のぞみ371号」の車内でプロレスマッチが行われた。参加したのは鈴木みのる選手と、高木三四郎選手。リングは車内の狭い通路で、東京駅から名古屋駅までの区間で激闘を繰り広げた。

当日は、狭い車内ながら、2人の白熱したバトルが展開されたようだ。高木選手は「電車道」ならぬ「新幹線道」で突っ張りを連発したり、鈴木選手はのぞみの時速285kmと、自身のパンチの時速だという115kmを足した「時速400km」の「新幹線パンチ」を叩き込んだりした。さらに正田壮史選手や、佐藤光留選手が参戦したほか、フルコスチュームの秋山準選手、偶然同じ新幹線に乗っていたという村上和成選手、車内販売員として男色ディーノ選手、車掌姿の小橋健太選手が乱入したりもした。試合の結果はというと、最終的に鈴木選手が高木選手から3カウントを奪い勝利した。

なお「新幹線プロレス」の模様は10月9日まで、ライブ配信サービス「PIA LIVE STREAM」にてPPV配信されている。

ネット上では「楽しそうだなぁ😂😂🤣😭」「選手入場じゃなくて選手『乗車』ってのもシュールで好き」「いつもより近くで見れて楽しいでしょうね。それにしても近い」「えらい事やるね笑」「斬新過ぎる」「最高な企画ですね」「もーオモロすぎるわ」などの声が寄せられた。