クロス・マーケティングは9月21日、「疲れに関する調査(2023年)」の結果を発表した。調査は9月15日~19日、20~69歳の男女1,100名(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。
疲労の程度を聞いたところ、74.9%が「疲れている(とても疲れている~やや疲れている・計)」と回答。特に30・40代では8割を超える高い割合に。
どのような疲れを感じているかを聞くと、「仕事の疲れ」(46.5%)がダントツに多かったほか、「眼・脳・筋肉」の身体的疲労、加えて「人・スマホ/SNS」など精神的な疲れも上位に。男女別では、男性は「仕事の疲れ」、女性は「家事疲れ」が高い結果となった。
疲れを感じるシーンについては、「仕事でもう帰れるときの急な依頼」(29.0%)がトップに。次いで、「家に帰ってきて家事が残っていたとき」(28.5%)、「帰りの電車が混んでいたとき」(27.5%)、「自分の思うようにまわりが行動してくれないとき」(27.2%)が僅差で続いた。
また、疲れたときにやりたいことを教えてもらったところ、「睡眠を十分にとる」(47.8%)、「1人で過ごす」(32.1%)、「なにもしないで過ごす」(28.0%)と続き、女性は「好きなものを食べる」(31.1%)でも高い割合に。
最後に、疲れ過ぎないために「減らそう」「やめよう」と思うことを自由回答で聞いたところ、「夜更かしやスマホいじり」「ネットで余計な情報を見ない」「無理な人付き合いや愛想笑い」「頑張って家事をやらない」といった声が寄せられた。