三菱電機イベントスクエア「METoA Ginza」(メトアギンザ)」は9月20日、「サステナブルに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は8月22日~24日、全国の男女1,363名を対象に、インターネットで実施した。
将来の地球環境に不安を感じるか尋ねたところ、79.5%が「非常に感じる」「感じる」と答えた。
将来の地球環境に不安を感じる人に理由を聞くと、「異常気象」「地球温暖化」と回答した人はそれぞれ67.5%だった。「戦争」「エネルギー資源不足」など次点以降と比べ、20ポイント以上も差をつけている。
SDGsを「聞いたことがある、見たことがある」人は81.3%だが、「理解している」は53.3%で、「聞いたことがある、見たことがある」人と「理解している」人では2割程度の差があることがわかった。
「再生可能エネルギー」「カーボンニュートラル」「サステナビリティ」「ダイバーシティ」などといったトピックも2割以上の差がある。サステナビリティに関するキーワードを、「聞いたことがある、見たことがある」人と、内容や意味まで「理解をしている」人との割合に差があることが明らかになった。
サステナブルな社会の実現に興味があるか尋ねると、36.5%が「非常にある」「ある」と答えた。63.5%は「興味がない」「どちらでもない」と答えている。年代別に傾向を見ると、最も興味を示したのは10代(43.0%)で、比較的興味が薄い年代は40代や50代だった。
サステナブルな社会の実現に向けて、個人として行動していることを聞くと、1位は「エコバッグを持ち歩く」(74.5%)、2位は「ゴミを分別する、減らす」(65.4%)、3位は「節電・節水を心がける」(53.9%)だった。
サステナブルな社会の実現に向けてだれが行動していくべきか尋ねると、最も多い回答は「国・政治」(66.4%)で、次いで「個人」(59.0%)、「自治体」(43.2%)、「大手企業」(46.8%)と続いた。
サステナブルな社会の実現に向けて、大手企業の行動に期待する理由は、「社会的影響力がある」(84.1%)が最も多かった。以下、「実行力・資金力がある」(71.6%)、「発信力がある」(66.1%)、「多くの人を巻き込める」(62.5%)と続いている。