フジテレビ系バラエティ特番『ENGEIグランドスラム』(23日21:00~)に初出演するお笑いコンビのギャロップがこのほど、収録後に取材に応じた。
今年5月、結成16年以上の漫才賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』(フジテレビ)の初代王者に輝いたギャロップ。今回の出演に、毛利大亮は「シンプルに“よしっ!”です」、林健は「『THE SECOND』頂いたことで同じテレビ局ということで、リアルにあるんじゃないかと思いながら待ってたので、スケジュールから“仮”というのがなくなったときはすごくうれしかったです」と喜びを語る。
実際に舞台に立って、“せり上がり”に緊張したそう。毛利が「あそこに一番緊張しましたね。どの顔が正解なんやろ」と話すと、林は「顔もそうなんですけど、階段気をつけないとというのと、そこに気行きすぎてネタ忘れないようにしないといけないんで、やっぱさすが(ベテラン芸人が出場する)『THE SECOND』っておじいちゃんやなって。手すりが付いてたら全部持って降りてたんじゃないかというくらい緊張しました」と振り返った。
改めて、『THE SECOND』を優勝して人生が変わったかを聞くと、林は「きっと変わってるんですけど、生活自体がそんなに変わってないんです」「勝手に忙しいと思われて、誘われなくなったりするんです」と嘆く。
毛利は「新幹線でフットの後藤さん(フットボールアワー・後藤輝基)と会って、すごく気にされてたのが『お金増えたか?』って言わはるんですよ。でもまだ反映されてないんですよ。だから、これからまだまだ楽しみがあるのかなという感覚ですよね」と期待を語る。
ただ、準優勝のマシンガンズの露出が増えていることに、毛利は「マシンガンズのほうが出すぎやな(笑)。でも『THE SECOND』って本当に仲間意識がすごくて、特攻隊長として滝沢(秀一)さんが行ってくれてるのはうれしいですね」といい、林は「僕ら漫才の冒頭で『みんな(髪)生えすぎちゃう?』『おまえが抜けすぎやねん』っていうやり取りがあるんですけど、それに照らし合わせると『マシンガンズさん出すぎちゃう?』『ギャロップが出てなさすぎやねん』の可能性があるので、今日のようなチャンスは必ずものにしたいです」と力を込めた。
また、プライベートの変化について、林は「結婚して6月にカツカツの引っ越しをする予定やったのが、賞金も入るんで買いたい家具を買って、普通にいろいろ支払いをやっていくにあたって、ふとしたタイミングでよく妻と『これ、優勝してなかったらどうしとったん?』って話します」と報告。
一方の毛利は、『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ)で彼女へのプロポーズに成功したが、「(結婚は)年内か年明けじゃないかという話になってるんですけど、意外とタイミングがないというか…」という状況だそうで、林は「あれだけの大きな番組で、松本さんがいる前でこうなって、それでまだ結婚してないってのは……別れたんじゃないかなって。たぶん言うに言えなくなってるよね」と推察。毛利は「いや大丈夫です。続行です。継続です」と否定しながら、「あの番組で言ってしまったから、日とかもちゃんとしたいみたいになってんのよ」と強調した。