JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本は22日、新幹線と在来線特急列車を乗り継いだ場合に在来線の特急料金等が半額になる「乗継割引」について、利用状況等を踏まえ、2024年春をもって終了・廃止すると発表した。
JR東日本とJR北海道は「乗継割引」の取扱い終了・廃止の時期を2024年春の予定とし、詳細な時期は決まり次第、改めて発表するとしている。東北・北海道新幹線の新青森駅と新函館北斗駅、上越新幹線の長岡駅と新潟駅、北陸新幹線の長野駅を乗継駅として在来線特急列車へ乗り継ぐ場合、在来線の特急料金等が半額になっていたが、来年春で取扱い終了に。直江津駅(上越妙高駅に直通して運転する在来線特急列車等に乗車し、上越妙高駅で北陸新幹線と乗り継ぐ場合のみ)を対象乗継駅とする「乗継割引」も取扱いを終了する。
JR東海は、「乗継割引」の廃止時期(予定)を2024年3月16日乗車分からと発表。JR西日本も同じく2024年3月16日利用分から「乗継割引」を見直すと発表した。これにより、東海道新幹線新横浜~新大阪間および山陽新幹線新大阪~相生間の各駅、北陸新幹線の金沢駅を対象乗継駅とする「乗継割引」が終了・廃止に。在来線の大阪駅(新大阪駅で新幹線と乗り継ぐ場合)や津幡駅(金沢駅に直通して運転する在来線特急列車に乗車し、金沢駅で新幹線と乗り継ぐ場合)を対象乗継駅とする「乗継割引」も終了となる。