AlbaLinkは9月19日、「首都圏で住みたい路線に関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月25日~30日、10代〜60代以上の全国の男女495人(女性276人、男性219人)を対象にインターネットで行われた。
「首都圏で住みたい路線」を聞いたところ、「JR山手線」(108人)がダントツの1位に。都内の中心部を一周する山手線は、主要なターミナル駅をいくつも抱えており、他路線との乗り換えが便利。また沿線には繁華街やビジネス街・官公庁が多いため、遊びにも通勤にも便利な路線であることから、「主要な駅が揃っている」「どこに行くのにも便利」「あらゆる面で利便性が良さそう」といった声が多く寄せられた。
続いて、「JR中央線」(67人)が2位にランクイン。八王子などの東京23区外から、「乗り換えなしで新宿や東京まで出られる」という利便性を評価した人が多かったほか、「吉祥寺」「阿佐ヶ谷」「高円寺」など、沿線にある個性的な街に魅力を感じている人も多いよう。
3位は渋谷から横浜までを結ぶ「東急東横線」(52人)で、「横浜にも東京にも簡単に出られて安い」「沿線エリアの治安が良い」「ぎゅうぎゅうの満員電車にはならない」といった声が。渋谷から東京メトロ副都心線への直通運転があるため、新宿や池袋にも出やすくなっている上に、運行本数が多く待ち時間が少ないため、ストレスも感じにくいよう。さらに、沿線には「代官山」「自由が丘」「田園調布」「武蔵小杉」など人気のある街が揃っているため、「魅力的な街が多い」と答えた人も目立った。
続いて、新宿から小田原までを結ぶ「小田急小田原線」(26人)が4位にランクイン。「昔ながらの商店街などがあり、落ち着く」「少し田舎の雰囲気もあってよい」などのコメントが。また、沿線には大学・学生街や住宅街が多く、比較的家賃を抑えやすい路線でもあるよう。
以下、千葉駅から御茶ノ水駅を結ぶ「JR総武線」が5位に、大宮から東京を経由して横浜までを結ぶ「JR京浜東北線」と、池袋から荻窪・方南町までを結ぶ「東京メトロ丸ノ内線」が6位にランクインした。
次に、「首都圏で住みたい路線の条件」を教えてもらったところ、「電車の本数が多い」(194人)が4割を占め圧倒的多数に。以下、2位「都心に出やすい」(77人)、3位「ターミナル駅を通る」(58人)、4位「特急・快速がある」(42人)と続き、「快適さ」「好きな街への行きやすさや楽しさ」よりも、「便利さ」を重視している人が多いことがわかった。