1.オクラなどの夏野菜を使ったレシピ
写真映えするフォルムと色合い、そして育てやすさが人気のオクラを大量消費できるレシピをご紹介します!
夏野菜たっぷりアヒージョ
<材料> ・オクラやミニトマトなどの夏野菜:好きなだけ ・ニンニク:2かけ ・オリーブオイル:適量 ・塩:適量 ・エビやタコ、貝類などの海鮮:お好みで ・きのこ類:お好みで |
タパスと呼ばれるスペイン南部の伝統的な小皿料理のひとつが「アヒージョ」です。
スペイン語で「小さなニンニク」という意味の通り、たっぷりニンニクにオリーブオイルを注いで、塩で味付けをるだけで、どんな具材もおいしくいただけます。
アウトドア料理としても人気のアヒージョですが、カセットコンロを使ってホームパーティーメニューにしても大盛り上がり♪ 残ったオイルをシメのパスタに使うのもオススメです。
2.ゴーヤを使ったレシピ
夏のグリーンカーテンとしても人気のゴーヤ。苦味を抑える工夫で、たっぷり食べられます。
ゴーヤの肉詰めカリカリ焼き
<材料> ・ゴーヤ:1本 ・ひき肉:200g ・ネギや生姜などの薬味:お好みで ・塩:ふたつまみ ・片栗粉:少量 |
ゴーヤは7ミリくらいの厚さでスライスして、スプーンなどでわたを取り除きます。
ゴーヤの苦味が苦手な方は白い部分をしっかり取ってくださいね。
今回は鳥のひき肉を使いましたが、ひき肉ならなんでもOK!
軽く塩をふって、お好みで薬味を加えます。
今回は紅生姜を刻んで加えてみました。
ゴーヤ独特の苦味が苦手な方は、さらに下茹でするのがオススメです。
下茹ですることでお子さまも食べやすくなります。
ゴーヤにミンチを詰めていきます。できるだけギュッと詰めるほうが、焼いた時に肉がポロッと外れにくくなります。
焼く前に、片栗粉を両面にまぶすのがポイント! 片栗粉をまぶすことでカリカリ感がアップします。
ゴーヤも輪切りにすることで、噛み切る時の「ザクッ」とした食感がより楽しめます。ビールのお供にもご飯のお供にもなる万能メニューです!
3.じゃがいもを使ったレシピ
定番野菜のじゃがいもは、おかずやおつまみの材料としても大活躍。
家庭菜園でじゃがいもを収穫すると、小ぶりな芋がたくさんくっついてくることも。小ぶりのじゃがいもを使ったカンタンメニューを2種紹介します。
カリカリほっくりジャーマンポテト
<材料> ・じゃがいも:小ぶりなもの ・ベーコン ・アスパラ ・塩:ふたつまみ ・片栗粉:少量 |
家庭菜園で採れた小ぶりなじゃがいもは、皮がついたまま調理するのがオススメです。ベーコンとアスパラを入れて、フライパンでしっかり炒めるだけで抜群のおいしさに。焼く前に片栗粉を少量まぶすと、カリカリ感がアップします。
※ 皮が緑色のじゃがいもには天然毒素の「ソラニン」が含まれますので、使わないようにしてください
野菜たっぷりスパニッシュオムレツ
<材料> ・じゃがいも ・ベーコン ・トマトやパプリカなどの野菜なんでも ・塩:適量 ・卵:4つ |
じゃがいもなどの根菜は下茹でして火を通しておき、ベーコンも一度炒めてから使用します。
卵とたっぷり具材を混ぜ合わせ、小さめフライパンでホットケーキのように焼き上げれば、彩り鮮やかなパーティーメニューの完成です!
4.カボチャを使ったレシピ
難しいイメージがある煮物も、シンプルな味付けでおいしく頂けます。
白だし薫るカボチャのそぼろ煮
<材料> ・カボチャ ・鳥ひき肉 ・白だし |
味付けは「白だし」のみ! 失敗しないカボチャのそぼろ煮です。白だしを使うことで色合いも上品に仕上がり、味付けも決まります。
収穫したカボチャをコトコト煮て、そぼろと白だしを加えます。カボチャに串がスッと通るようになれば完成です。
5.空芯菜&モロヘイヤを使ったレシピ
健康野菜として人気の高まりを見せる空芯菜とモロヘイヤを大量消費。
空芯菜&モロヘイヤの豚バラ炒め
<材料> ・空芯菜:半束 ・モロヘイヤ:半束 ・豚バラ肉:1パック ・ニンニク:ひとかけ ・鷹の爪:1つ ・柑橘:お好みで ・塩胡椒:適量 |
健康にいいスーパーフードながら、育てやすい葉物野菜として家庭菜園の人気が高まっている空芯菜とモロヘイヤ。豚肉と一緒に炒めることで空芯菜のシャキシャキ感とモロヘイヤのネバネバ食感が同時に楽しめます。
炒めることで葉物野菜のかさが減るので、大量消費したい時に活躍するレシピです。
空芯菜は名前の通り、茎の中が空洞になっています。
一番下の10センチほどをカットして水につけておくと、根っこや新しい葉がどんどん生えてくるほど強い野菜です。
モロヘイヤはギザギザの葉が印象的。エジプトで人気の野菜で、かのクレオパトラも好んで食べていたという噂もあるそうですよ。
豚バラ肉とニンニクはカリカリになるまでよく炒めるのがオススメ。
バラ肉からしっかりと油が出てジュージュー音がするくらい炒めます。
空芯菜とモロヘイヤを加えます。想像以上にかさが減るので「こんなに入れても大丈夫?」と思うくらい、思い切りよくたくさん入れてください。
葉物がしゅんとなって、豚肉の油とからみあったら完成です。
塩胡椒で十分においしく頂けますが、ポン酢やナンプラーでアレンジするのもオススメです。
6.えごまの葉を使ったレシピ
独特の風味が苦手な方も、このレシピならきっと大丈夫
えごまたっぷり海鮮チヂミ
<生地の材料> ・えごま:10枚 ・玉ねぎ:お好みで ・ニンジン:お好みで ・エビやイカなどの海鮮:お好みで ・豚バラ肉:2枚 ・小麦粉:1カップ ・卵:1個 ・牛乳:大さじ2 ・水:1カップ |
さまざまな健康成分や韓国料理の人気の高まりから、スーパーでも見かけることが多くなったえごま。家庭菜園でも手がかからず育てやすいと評判です。
ただ、えごまの葉の独特の風味が苦手という方も多く、調理するのがやや難しい食材でもあります。
そんなえごまを大量消費したい場合におススメのレシピががチヂミです。独特の風味が気にならず、まるでニラのようなアクセントになります。
調理の際は難しいことはなく、豚肉以外の材料をしっかりと混ぜ合わせてフライパンやホットプレートで焼くだけです。
豚肉は生地を流してから乗せ、両面をこんだり焼いていきます。
薄めに焼く方がチヂミらしさがアップします。
<特製タレの材料> ・醤油:大さじ2 ・酢:大さじ1 ・砂糖:小さじ1 ・ごま油:少量 ・鷹の爪:1本 ・すりおろしニンニク:1かけ分 ・金ごま:適量 |
7.おかわかめを使ったレシピ
健康野菜として知る人ぞ知る存在となってきたニューフェイス
おかわかめと豆腐の味噌汁
<材料> ・おかわかめ:2枚 ・豆腐:半丁 ・味噌:適量 ・だし:適量 |
健康フード「おかわかめ」をご存じですか?「百薬」と呼ばれるほど栄養成分に富んでいて、葉酸やミネラル(カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅)、ビタミンAを多く含んでいます。
山芋のようにムカゴができ、そのむかごを植えてあげればツルでぐんぐん育っていくので栽培も容易。家庭菜園でも人気が急上昇しています。
生食でも食べられますが、苦味が強めなので熱を通して料理するのがオススメ。味噌汁に入れるとザクザクとした食感と少しのネバネバが感じられ、海のわかめと似た不思議な雰囲気が味わえます。
定番のおひたしや天ぷらにしてもおいしく頂けますよ。
せっかく育てた新鮮野菜、おいしく頂く工夫をもっと
今回の記事では家庭菜園の定番野菜から人気上昇中の野菜、知る人ぞ知る野菜などのレシピをご紹介していきました。
採れすぎ野菜も調理の工夫やちょっとしたアレンジで、新鮮なうちに大量消費が可能です。苦手だと思っていた野菜も、刻んだり焼いたりすれば別の顔が見えてくるかもしれません。ぜひ新レシピの開発や試したことのないアレンジで、よりおいしく頂く工夫をしてみてください!