9月26日に提供が予定されている『Cyberpunk 2077』での大型DLC『Cyberpunk 2077: Phantom Liberty(仮初めの自由)』に先駆けて、日本時間9月22日にリリース予定の大型アップデート「Cyberpunk 2077 2.0」適用後のPC推奨構成が公開されている。ローンチ当初よりさらに重くなったようで、推奨構成には軒並み最新パーツが掲出されている。

  • 『Cyberpunk 2077』次期大型アップデート後の推奨構成は? 軒並み最新構成、強烈に重そう

『Cyberpunk 2077: Phantom Liberty(仮初めの自由)』の提供に先駆けて、ゲーム本編全体をリワークする大型アップデート「Cyberpunk 2077 2.0」が適用される。パークやパークツリーを改修するほか、車上戦闘システムそのものを新搭載。戦闘AIや警察システムは刷新され、UI・UXの改善も実施予定だ。

  • DLC購入者だけでなく、ゲーム本編の利用者も対象

あわせて、現在のPCパーツ市場にあわせた推奨構成リストも更新されている。リストはRT(レイトレーシング)の有効/無効で2つに分かれており、さらにRTの設定では究極の忠実度を目指す「オーバードライブモード」における条件まで掲出。いずれにおいても最小構成以外はほぼ最新パーツが要求されており、尋常ではない描画負荷の大きさになるようだ。

  • 推奨設定。しかも目標は60fpsという恐ろしさ

どの設定においてもストレージではSSDが推奨されており、上位設定ではNVMe接続の高速モデルが必要。メモリは最大24GBあれば済む一方、recommend(推奨)においてもIntel Core i9-12900やRyzen 9 7900Xが要求されており、CPU負荷はかつてないほど高いと見てよいだろう。従来の8コアCPUでは動作率が90%を超えたままになると開発者が発言しており(関連記事)、少し前の構成では設定の見直しが必要かもしれない。

GPUはNVIDIA GeForce RTXシリーズに加え、AMD Radeonシリーズ、Intel Arcシリーズでもプレイ可能。なお、パストレーシング描画を行うオーバードライブモードはNVIDIA固有の機能となり、他社GPUでは利用できないが、一般的なリアルタイムレイトレーシングはAMD Radeonシリーズでも利用可能だ。

すでに海外のゲーム専門媒体などではプレイレビューが公開されており、極めて高い評価となっているようだ。シネマティックトレーラーを見ながら2.0アップデートを適用し、9月26日の発売を待とう。

Cyberpunk 2077: Phantom Liberty — Behind the Scenes: Official Cinematic Trailer

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