JR西日本は21日、嵯峨野線で10~12月も混雑緩和に向けた対応を継続するとともに、多くの利用が見込まれる秋の行楽・紅葉シーズン(10月21日から12月10日まで)において、臨時列車と両数を増やす列車の本数をさらに拡大すると発表した。
嵯峨野線(山陰本線京都~園部間)は昼間時間帯を中心に多くの利用があり、JR西日本は利用状況に合わせて臨時列車の運転および両数を増やしての運転(4・6両編成の列車を6・8両編成に増車)を実施している。車内の混雑緩和やスムーズな乗降に向けた対応として、補助シートを利用できる時間帯を縮小したほか、一部列車において座席が3列で通路部分の広い車両を使用している。
10~12月も臨時列車の運転および両数を増やしての運転を継続。10月7~9日の3連休に臨時列車10本・両数を増やす列車57本を設定する。秋の行楽・紅葉シーズンを迎える10月21日から12月10日までの期間、平日に臨時列車18本・両数を増やす列車60本、土休日に臨時列車20本・両数を増やす列車57本を設定する。
10月1~20日(10月7~9日の3連休を除く)と12月11~17日は、平日に両数を増やす列車26本を設定(臨時列車の設定なし)し、土休日に臨時列車6本・両数を増やす列車34本を設定。12月18~31日は両数を増やす列車のみ設定(平日26本・土休日34本)する。2024年1月以降も、両数を増やす列車の運転を中心に対応を予定している。なお、サッカー等の沿線イベント開催時、臨時列車・両数を増やす列車ともに本数を変更する場合がある。
あわせて10月21日から12月10日までの土休日、京都駅発着の特急「きのさき」「はしだて」「まいづる」の一部列車(午前の下り3本、午後の上り4本、計7本)が嵯峨嵐山駅に臨時停車する予定。これに合わせ、嵯峨嵐山駅発着でお得な「J-WEST チケットレス」が発売され、さらにお得に利用できる「『嵯峨嵐山駅』特急臨時停車記念! WESTER ポイント還元キャンペーン」も行われる。