米Amazonは、スマートディスプレイ「Echo Show 8」の第3世代(2023年モデル)を現地時間9月20日に発表。価格は149.99ドルで、同日から予約受付を開始、10月から出荷開始する。

  • スマートディスプレイ「Echo Show 8」の第3世代(2023年モデル)

ビデオ通話用の前面カメラを使い、ユーザーとの距離に応じて画面表示をシームレスに切り替える機能を装備。たとえば、ユーザーとEcho Show 8の距離が離れているときは簡略化したニュースの見出しや大きな時計を表示し、近づく詳細かつタッチフレンドリーなUIに自動的に移行するという。

サウンド面も強化。カスタムメイドの空間オーディオ処理技術を追加し、「より広く没入感のあるサウンド体験」を追求している。また、空間の音響を感知し、最適なサウンドのためにサウンドを微調整するルームアダプション技術も新たに盛り込んだ。

より高速なディスプレイインタラクションのために、新しいプロセッサを搭載。スマートホームハブも内蔵する。

なお同日、米国で開催されたAmazonデバイス&サービス オンライン新製品記者発表会のなかで、シニアバイスプレジデントのDave Limp(デイブ・リンプ)氏が、新しいジェネレーティブAIモデルの技術を投入したAlexaとシームレスな会話を繰り広げるデモを披露。“Alexa”とウェイクワードを使うことなく、やりとりをいったん中断しても同じ話題から会話を再開できる様子などが見られた。詳細は追って更新する。