燦ホールディングスは9月20日、「ライフエンディングに関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2023年3月24日~28日、調査対象は首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、近畿圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)で喪主または葬儀を執り行った経験のある40~70代、有効回答は1,000人。

  • 初めて喪主または、中心となって葬儀を執り行った年齢

まず、初めて喪主または中心となって葬儀を執り行った年齢を調べると、平均は51.2歳。調査を開始した2020年は47.5歳、2021年は49.3歳で、平均年齢は年々高くなっている。

次に、葬儀のことで知っていればよかったと後悔していることを聞くと、「適正価格」(467人)が圧倒的の首位。以降、2位「葬儀社の選び方」(244人)、3位「葬儀の形式」(240人)と続き、約3人に2人の64%が後悔していることがわかった。

  • 葬儀のことで知っていればよかったと後悔していること

葬儀以外のことで知っていればよかったと後悔している人は、過半数の56%。具体的には、1位「相続」(228人)、2位「遺品整理の方法」(169人)、3位「お墓・霊園・納骨堂」(148人)と続いた。

  • 葬儀以外のことで知っていればよかったと後悔していること

生前、故人に確認せずに後悔したことがある人は41%。具体的には、1位「遺品整理」(181人)、2位「財産・相続」(142人)、3位「遺影写真をどれにするか」(118人)となった。

  • 生前、個人に確認せずに後悔したこと

最後に、葬儀に関する相談先を尋ねると、1位「葬儀社」(377人)、2位「配偶者」(288人)、3位「兄弟姉妹」(270人)と続き、全体の83%が誰かに相談をしていると回答。一方、「相談しなかった」という人も167人いる結果となった。

  • 葬儀に関しての相談先をお聞かせください