モデル百貨は9月15日、「犬の医療費」に関する調査結果を発表した。調査は6月19日~7月18日、犬を飼っている1,409人(小型犬500人、中型犬500人、大型犬409人)を対象にインターネットにて行われた。
犬の一生にかかる医療費を調べたところ、全種平均で79万3,906円という結果に。内訳は、病院代20万3,029円、健康診断の費用9万9,896円、混合ワクチン接種の費用7万8,233円、ペット保険の掛け金35万3,708円、狂犬病予防注射の費用5万9,040円。
犬の大きさ別に見ると、小型犬(73万2,005円)と中型犬(74万4,292円)に大きな差は見られなかったが、大型犬は90万5,418円と突出して高い結果となった。
続いて、病気やケガでかかる病院代について教えてもらったところ、全種平均で20万3,029円という結果に。犬の大きさ別に見ると、小型犬は13万9,540円、中型犬は20万2,911円、大型犬は26万6,635円で、小型犬と大型犬で2倍近くの差が明らかに。さらに、犬の年齢別にみると、11~15歳以降に病院代が急増する傾向にあることがわかった。
次に、ペット保険の加入状況について尋ねたところ、加入率は全種平均で50%。加入していない人も含めた回答者全体のペット保険の掛け金は、年間2万3,964円。一方、加入している人のみの掛け金の月平均は、小型犬が3,840円、中型犬は3,890円、大型犬が4,242円で、大型犬の掛け金がやや高めであることがわかった。