俳優のえなりかずきが、2023年度後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演することが19日、発表された。朝ドラ初出演で、ピアノ・アコーディオン奏者の二村を演じる。
連続テレビ小説第109作となる『ブギウギ』は、満面の笑顔と底抜けに明るいヒロイン・花田鈴子(趣里)が、多くの困難を乗り越え、歌手の道を突き進み、人々に勇気と希望を与えていく物語。戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルとするが、激動の時代の渦中でひたむきに歌に踊りに向き合い続けたある歌手の波乱万丈の物語として大胆に再構成し、フィクションとして描く。
このたび、趣里が演じる福来スズ子(花田鈴子)の東京での生活を取り巻く人々と、スズ子が率いる楽団の人々を演じるキャストが発表された。
ピアノ・アコーディオン奏者の二村を演じるえなりは、「趣里さん演じる福来スズ子さんを、日米開戦前から楽団員としてサポートさせて頂きます! 暗澹たる時代を明るく逞しく生きていく福来スズ子の姿に役柄としても、自分自身としても勇気をもらいました」とコメントを寄せた。
また、作曲家・羽鳥善一の妻・羽鳥麻里役に市川実和子、スズ子が東京で住むことになる下宿屋の主人・小村チズ役にふせえり、スズ子が行きつけにする下宿屋のそばにあるおでん屋台の親父・伝蔵役に坂田聡、辛島部長から紹介された自称「腕利き」マネージャー・五木ひろき役に村上新悟、愛助の紹介でやってきたスズ子楽団のマネージャー候補・山下達夫役に近藤芳正が決定した。市川、坂田、村上は朝ドラ初出演。
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