ソニー生命保険は、今年で11回目となる「シニアの生活意識調査~シニアのスマホ利用~」の結果を9月7日に発表した。調査は2023年7月27日~28日の期間、全国のシニア(50歳~79歳)の男女1,000名を対象に行われた。

  • 日頃、スマートフォンで行っていること

はじめに、シニア世代のスマートフォンの使い方について質問。全回答者(1,000名)に、日頃、スマートフォンで行っていることを聞いたところ、67.2%が回答した「インターネット検索」が1位になった。次いで、2位には「メール」(65.7%)、3位には「天気予報チェック」(62.9%)、4位には「通話」(61.3%)、5位には「ニュース閲覧」(59.7%)がランクインした。

男女別に見ると、「メッセージアプリ(LINEなど)」は男性が48.2%、女性が66.0%となり、男性と比べて女性の方が17.8ポイント高い結果に。女性シニアには、メッセージアプリを日常の連絡手段として利用している人が多いことがわかった。

  • 昨年の調査結果と比較

昨年の調査結果と比較すると、「メール」は2022年の76.7%から2023年は65.7%となり、11.0ポイント下降している。「通話」は、2022年76.6%から2023年61.3%となり15.3ポイント下降。「メール」は2022年で1位だったが、2023年では2位になった。「通話」についても2022年の2位から2023年は4位へと順位を下げている。

一方で、「時間確認(時計代わり)」と回答したのは2022年の43.8%から2023年は50.6%と、6.8ポイント上昇。外出先などで、腕時計の代わりにスマートフォンの表示を見て時間を確認するシニアが増えていることがわかった。