日本海テレビ・日本テレビ系バラエティ特番『令和版 虎の穴 ~そこに飛び込む理由~』が、30日(15:00~)に放送される。
あえて厳しい環境に飛び込んだ生徒たちに密着する同番組。今回は、日本で唯一の“歌舞伎俳優養成所”と“離島の料理学校”にカメラが潜入する。
世襲制のイメージが強い歌舞伎の世界で、一般の人でも役者になれる道がある。それが国立劇場などを運営する日本芸術文化振興会の「歌舞伎研修制度」だ。現在、歌舞伎界には約300人の俳優が在籍しているが、約3分の1を国立劇場養成所の卒業生が占めている。
今年も歌舞伎俳優になる夢を持った4人の若者が入所。だが、稽古が進むにつれて伝統芸能の難しさと厳しさに直面。2年生になった研修生も、8月に行われる初舞台に向けて汗を流す。歌舞伎界の大物講師の指導も受け、ついに迎えた夏の公演で無事、演じることができるのか。
島根県隠岐諸島の中ノ島(海士町)にある日本唯一の“離島の料理学校”島食の寺子屋には、和食の料理人を目指す者たちが全国各地からやってくる。この学校では365日“食”と向き合う。海産物や野菜など、授業で使う食材はほとんどが島でとれたものだ。
入学初日から和食料理の基礎を徹底的に叩き込まれる生徒たち。8月、授業の成果を試す機会として課されたのは「島民へのお弁当作り」。果たして、生徒たちは“食”で島民の笑顔を引き出すことができるのか。
スタジオ出演は、ハライチ、ギャル曽根、真壁刀義。ナレーションは河西健吾、桑原由気が担当する。コメントは、以下の通り。
■ハライチ・岩井勇気 コメント
30分弱のVTR2本でしたけど本当に30分弱だなって感じでした(笑)。30分弱だからと言って長いなとも思わないですし、物足りないなとも思わないし、めちゃくちゃよかった。今後もいろんなところに飛び込む人たちを見てみたい。
■ハライチ・澤部佑 コメント
歌舞伎という厳しい世界に若者たちが飛び込んでいく理由とか思い・葛藤が描かれているので自分も初心を思い出して熱くなる内容でした。虎の穴に飛び込んでいく勇気が凄い。
■ギャル曽根 コメント
歌舞伎は世襲制だと思っていたので一般で入れる道があると知らなくて、びっくりしました。今後、もしかしたら主役になるかもしれない歌舞伎俳優の卵を私たちが見たことがドキドキしました。
■真壁刀義 コメント
料理はアイツら本当によく頑張ってるなと思った。努力の先にしか本物はないなと痛感させられたよ。最高の環境と最高の素材たちを相手にした最高の修業で本当にプロフェッショナルになる道だなと考えさせられた。
■河西健吾 コメント
厳しい場面もあるけど同じ道を目指した先輩・後輩の関係性みたいなものがあったりとかして、僕らも専門学校や養成所で同じような経験をしたので、ちょっと懐かしい気持ちになりました。楽しそうな場面もあったりして、こういう世界なんだなと垣間見えた気がしたので、いいお仕事をさせていただいたなと思っています。
■桑原由気 コメント
VTRに出てくる人たちの熱量だったりとか心が折れても、また立ち向かう姿勢にジーンとする場面もいっぱいあって、すごく感情のこもったナレーションに仕上がったかなと思っています。私は料理を本当にやったことがなくて見るものすべてが新鮮でこんなに細かい作業なんだと思いました。それを積み重ねて一つの料理が完成するのは見ていて感動しました。
■演出・神田洋介氏 コメント
“令和のスパルタ”をコンセプトに「なぜこの時代に、若者たちはあえて厳しい環境に身を置くのか?」に注目し、密着しました。一つ目は世襲制が色濃く残る歌舞伎俳優の養成所。伝統と格式を厳しく叩き込まれながら卒業しても、一般家庭出身だと大役を掴むことが難しいこの業界に、なぜ彼らは飛び込んだのか?二つ目はスーパーやコンビニすら無い離島の料理学校。娯楽もなく買い物さえままならない場所に、なぜ彼らは安定した職を捨ててまで飛び込んだのか?そんな彼らの苦悩や葛藤を、それぞれの「虎の穴」を経て活躍する出演者の皆様がどのように斬るか?など楽しんでご覧頂ければと思います。
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