同社は一部のプラモデル製品に、石油由来プラスチックに替わる新素材を採用する取り組みを進めており、これまでに石灰石由来の新素材「LIMEX(ライメックス)」や、「卵殻プラスチック」を活用し、プラモデルに適用可能な樹脂となるようパートナー企業とともに開発、発売してきた。
一方、本商品で連携する伊藤園は、「お~いお茶」などの緑茶飲料の製造過程で排出される茶殻を、独自技術「茶殻リサイクルシステム」によりアップサイクルする取り組みを2001年に確立している。伊藤園では緑茶飲料の販売拡大に伴い、製造過程で排出される茶殻の量も年々増加(2022 年度の排出量は約 58,000トン)。茶殻などの飲料残渣を工業製品などに有効利用する研究開発を推進し、これまでに約100種類もの茶殻を配合したアップサイクル製品を開発している。
「1/1 ザクプラくん」は、1商品あたり、「お~いお茶 緑茶」600mlペットボトル約2本分の生産に使用する茶殻を配合した、ほのかにお茶の香りがするプラモデル。頭・腕・脚部に茶殻配合樹脂を20%以上使用することで、石油由来プラスチックの比率を抑えている。
「GUNDAM NEXT FUTURE 限定 1/1 ザクプラくん」(880円/税込)は、2023年10月6日から開催されるイベント「GUNDAM NEXT FUTURE -EAST/WEST/DIGITAL-」でオンライン販売を予定。
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