日立グローバルライフソリューションズは9月16日、過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」の新モデルとして容量27Lの「MRO-S7B」を発表した。価格はオープンプライス、推定市場価格は66,000円前後。カラーはチャコールグレーとホワイトの2色。
ヘルシーシェフはレンジ、オーブン、グリル、スチーム、過熱水蒸気という5種類の調理が行えるオーブンレンジ。食品の重さをはかる重量センサーと、温度を計測するセンター赤外線センサーを搭載した日立独自の「Wスキャン」を備える。
今回のモデルは、従来モデルと本体幅483mmはそのままに、27Lのワイドな庫内を実現(従来機種のMRO-S7Aは22L)。庫内幅は39cmで、大きなお皿やピザなども出し入れしやすい。
今回オートメニューに「2品同時あたため」を追加した。分量が同じ2品をまとめて適温にあたためられ、ごはんとおかずなどを同時に加熱可能。冷蔵と常温の食材に対応する。
このほか、オートメニューには、過熱水蒸気で焼き上げ、ふっくらと仕上げる「過熱水蒸気調理」、ボウルひとつで手軽に調理できる「ボウルメニュー」、下ごしらえした冷凍食材や市販の冷凍食品もオートで調理する「冷凍からラクラクメニュー」、油を使わないヘルシーメニューができる「ノンフライメニュー」、メインディッシュ、おかずなどもう一品が10分以内に作れる「スピードメニュー」といった多彩なオートメニューを用意。
お手入れのしやすさも充実。独自の「外して丸洗いテーブルプレート」、庫内にシリコン系塗装を施し汚れが落としやすい側面、ヒーターが露出していないので拭きやすいフラットな天面、大量のスチームで汚れが落としやすい「清掃」コースを組み合わせた「らくメンテ」を採用している。
本体サイズはW483mm×D388mm×H355mm(ハンドル含む)、重さは約15.0kg。設置時に必要な放熱スペースは、左右・背面が壁ピッタリ、左右4.5cm・上方10cm以上。総庫内容量は27Lで、レンジ出力は1,000W(最長5分)、600W、500W、200W相当、100W相当。
なお、MRO-S7Bと同日に、一部の仕様が異なるモデル「MRO-F6B」も発表した。価格はどちらもオープンプライスで、推定市場価格は55,000円前後。カラーはホワイトのみ。庫内容量は27L。