俳優の東出昌大が、16日にスタートするABCテレビのバラエティ番組『ゲストダイアン』(毎週土曜16:00~※TVer、ABEMAで見逃し配信あり)第1回でMCを務める。
■ダイアンの冠「ゲスト」番組第1回MCは東出昌大
ダイアンの冠番組でありながら、立ち位置は「MC」ではなく「ゲスト」。2人が毎回変わるMCの、毎回変わる番組にゲストとして参加し、番組を盛り上げていく。「お二人にMCを任せるのはちょっとアレなので……」と番組趣旨を説明するディレクターに対して、露骨に不満そうな表情を浮かべるユースケと津田。そんな2人を某県の山奥で待ち構える男がいた。彼こそが今回の番組MC、東出。日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したこともある実力派俳優だ。東出は2年前から関東近郊の山小屋で生活中。猟銃免許を持ち、たびたび野営を行っている。
東出が初めてMCを務める地上波バラエティ番組が始まった。タイトルは「あつまれ ひがしでの森」。番組ゲストに野営の楽しさ、素晴らしさを体験してもらう「野営バラエティ番組」だという。みんなで野営地を見つけたり、食料を自分で調達したり、たき火を囲んで晩ごはんを食べたり、楽しい番組になりそうな予感がするが、ダイアンの表情は曇りっぱなし。「夜までやる感じっすか……?」「ヘビも出るんすか……!?」とテンションがまったく上がらない。
■46歳と47歳のコンビには過酷すぎる「野営バラエティ番組」
慣れない山歩きで危うく崖から転落しかけたり、川の水を飲んでおなかを壊しそうになったりと、46歳と47歳のコンビには過酷すぎる「野営バラエティ番組」。一方そんな2人とは対照的に、初MCということもあってか、やたらハイテンションな東出。持参のウイスキーを清流水で割った「自然の恵みウイスキー水割り」を飲んで早くも上機嫌になり、「クマが出たら、クマっちゃいますね」とオヤジみたいなことを言い出す。ユースケと津田は、ほろ酔い東出の番組進行をサポートできるのか。
野営地の設営、食糧の確保、夕食の準備と、様々な野営ミッションに挑戦するダイアン。中でも最難関のミッションは、晩ごはん用の魚釣り。渓流を泳ぐアマゴやヤマメなどの魚は警戒心が強く、なかなか簡単には釣れないんだとか。もし1匹も釣れなかったら、その日の晩ごはんはおあずけ。はたしてダイアンは、晩ごはんの魚を釣り上げることができたのか。
■ダイアン 収録を終えた感想
津田 :それにしても…すごいMC陣じゃない?
ユースケ:ほんまほんま。
津田 :初回が東出昌大よ。で、2回目は片岡鶴太郎さんやからな。
ユースケ:でもまぁ、MCの方々、俺らがゲストで、すっごいやりやすそうではあったよね。
津田 :ゲストとして、俺らがいろんなもん引き出してたもんね。
ユースケ:MCの東出さんにも、エエ仕事をさせてあげられたと思います。
津田 :ゲストの立ち位置としては大変やったけどな。俺、もうハラ下したわ(笑)。
――今回の「冠ゲスト番組」というのは、ほかの番組とはだいぶ違う?
津田 :これは盲点やったよね。
ユースケ:たしかに。
津田 :マンネリがないもんね。
ユースケ:そやね。
津田 :これ、「ナイトinナイト」(※ABCテレビの深夜番組枠。関西を代表する番組を多数生み出してきた)でいけるんちゃう?
ユースケ:全然、いけると思う。
津田 :もうそろそろ、「余談」(※「これ余談なんですけど…」。かまいたちがMCの人気バラエティ番組)とか、終わってもエエ頃やもんな。
ユースケ:あれ、まだつい最近始まったばっかりやけどな(笑)。