ユーグレナは9月14日、「95歳以上まで生きる可能性が高めの遺伝子タイプが多い都道府県(出生地)ランキング」を発表した。調査は8月、「ユーグレナ・マイヘルス」と「ジーンクエストALL」の遺伝子解析サービス利用者2万1,371人のゲノムデータをもとに算出した。

  • 「95歳以上まで生きる可能性が高めの遺伝子タイプが多い都道府県(出生地)ランキング」

    「95歳以上まで生きる可能性が高めの遺伝子タイプが多い都道府県(出生地)ランキング」

調査では、ゲノムデータの解析をもとに「95歳以上まで生きる可能性がより高めのタイプ(遺伝子型:CC)」に該当する人と、「95歳以上まで生きる可能性が高めのタイプ(遺伝子型:CT)」に該当する人の割合を足して、都道府県(出生地)別に算出し、数値化した。

「95歳以上まで生きる可能性が高め」な遺伝子タイプの都道府県1位は新潟県

その結果、「95歳以上まで生きる可能性が高めの遺伝子タイプ」の人の割合が相対的に高い都道府県1位は、「新潟県」(49.87%)となった。次いで、2位「栃木県」(48.20%)、3位「群馬県」(48.02%)が上位に。以下、4位「京都府」、5位「埼玉県」「岡山県」、7位「鹿児島県」、8位「富山県」、9位「岐阜県」、10位「島根県」がトップ10にランクイン。

男女別にみると、男性は、1位「福井県」と「和歌山県」(52.50%)、3位「群馬県」(52.13%)で、女性は1位「佐賀県」(56.25%)、2位「鹿児島県」(54.76%)、3位「奈良県」(54.10%)という結果に。

「95歳以上まで生きる可能性が高め」の遺伝子タイプの都道府県ワースト1位は秋田県

一方、最下位は「秋田県」(38.33%)で、次いで「滋賀県」(38.51%)、「大分県」(39.20%)と続いた。

今回の調査で遺伝子解析項目「95歳以上まで生きる可能性(SNP:rs2764264)」に関して、日本人における遺伝子型の割合は、「95歳以上まで生きる可能性がより高めのタイプ(遺伝子型:CC)」が4.6%、「95歳以上まで生きる可能性が高めのタイプ(遺伝子型:CT)」が34.9%、「95歳まで生きる可能性が一般的なタイプ(遺伝子型:TT)」が60.5%だった。つまり、この遺伝子だけに注目すると、日本人の約4割が95歳以上まで生きる可能性が高いタイプであることがわかった。