テレビ東京の経済番組『ガイアの夜明け』(毎週金曜22:00~22:54)では、15日に「独占そごう・西武ストの舞台裏 61年ぶりの決断に密着」を放送する。
■百貨店業界では61年ぶりのストライキ決行「そごう・西武」売却問題
インバウンドを中心にコロナ禍からの回復を見せ始めた百貨店業界。しかし全国の百貨店の売り上げはバブル期のピーク時に比べ半分にも満たない状況で、長期的に低落傾向とそのビジネスモデルは大きく揺らいでいる。
西武池袋本店やそごう横浜店など全国で10店舗を展開している「そごう・西武」も例外ではなく、昨年11月に親会社である「セブン&アイ・ホールディングス」が「そごう・西武」を売却すると発表した。
この売却により、西武池袋本店の店舗面積の約半分が家電量販店「ヨドバシカメラ」となるプランが浮上。実はそごう・西武の営業利益の約8割は西武池袋本店が占めており、従業員にとっては“百貨店の存続を揺るがしかねない”ものだった。百貨店は誰のものか? 従業員と会社、地元住民も巻き込んだ売却騒動、そして百貨店業界では61年ぶりに決行したストライキの舞台裏に独占密着している。
案内人は松下奈緒、ナレーターは眞島秀和が務める。