BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会が8日に開催され、ジャニーズ事務所問題に関連するBPOの対応について議論された。
ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長による性加害問題について、国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会の記者会見と、事務所が設置した外部の専門家による「再発防止特別チーム」の調査結果公表を受け、8月にはBPOへ視聴者から様々な意見が多数寄せられた。
再発防止特別チームは、テレビ局など「マスメディアの沈黙」を指摘。寄せられた視聴者意見では、BPOに対応を求めるものが含まれていることなどについて事務局が報告し、BPOの審議には、規約・委員会規則による制約があるといった議論が行われた。