米Appleが現地時間8月12日、新製品発表イベントを開催し、「iPhone」の新機種「iPhone 15」シリーズを発表した。この新機種で初めて、充電用端子に待望の「USB-C」が採用されたことも話題になっているが、これにネットでは「ありがたい」「遅えんだわ」などと賛否の声が集まっている。
今回発表された「iPhone 15」シリーズは、耐久性の高いカラーインフューズド背面ガラスと、新しい曲線を持たせたエッジの美しい新デザインを採用し、重要なアラートやライブアクティビティを直感的に操作できるDynamic Islandや、あらゆる瞬間を超高解像度で捉えるパワフルなカメラを搭載。また、iOSの新バージョンiOS 17や、証明済みのパワフルなパフォーマンスを発揮するA16 Bionicチップなどを内蔵する。
特に注目の的となったのが、これまでのiPhoneシリーズで10年以上採用されてきたLightningコネクタが、USB-Cに変更された点。すでにUSB-Cを採用しているMacやiPadと共通の端子で、充電やデータの転送が可能だ。また、「iPhone 15」と「iPhone 15 Plus」はUSB 2(最大480Mbps/s)に対応し、「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」はUSB 3(最大10GB/s)に対応する。公式サイトでは「みんなうれしいUSB-C」と紹介し、「iPhone15」の充電に使うケーブルをMacやiPadにも使えるようになったことから「ケーブルだらけの毎日とはお別れです」と説明している。
ちなみに、「iPhone 15」シリーズはストレージ容量が128GBからで、価格は税込124,800円からだ。日本では予約注文が9月15日から開始され、9月22日から販売開始となる。
ネット上では「楽しみですね」「やったあ」「おおー、遂に!」「充電器統一できるのは地味にメリット」「統一してくれるのはありがたい」と歓喜する声がある一方で、「iphone15遂に2.0のUSB-Cww」「遅すぎん!?」「iPhone 15のUSB-CはUSB 2.0仕様。ここケチる必要あるか?」「遅えんだわ」「純正変換アダプタがインフレしすぎw」などと批判的な声も寄せられている。そもそも、USBの規格が多くてわかりにくいのも良くなかった?