歌手の龍玄とし(Toshl)が13日、文化放送のラジオ番組『おとなりさん』(毎週月~金曜8:00~)にゲスト出演し、数々の名曲を遺したシンガーソングライター・尾崎豊さんとの思い出を告白した。
様々なカバー曲が話題になっている龍玄。パーソナリティを務める鈴木おさむ氏から「曲を選ぶ時点で、色々考えるじゃないですか? 例えば、すごくカリスマ的な尾崎豊さんの曲って思った時に、それを歌うかどうか悩むと思うんですけど、どうやって選ぶんですか?」と聞かれると、「その時々ですけど、アルバムのコンセプトを決めて、自分が本当に歌いたい曲から並べていきます」と説明した。
さらに鈴木氏からの「尾崎豊さん、会ったことありますか?」に、「尾崎豊さんは、デビューは尾崎さんが先ですけど、当時のレコード会社が一緒で」と関係性を告白。「ソニーのリハーサルスタジオの隣が尾崎さんで、グランドピアノの上に乗って歌ってたり(笑)。リハーサルですよ?」と当時のエピソードを披露して鈴木氏を「えー!」と驚かせ、「“プロってすごいんだな~”って思いました」「(イメージ)壊してないです!“さすが尾崎!”って(笑)」とその魅力を伝えた。
また、「僕は安房高校で、バンドばっかりやっていたから叱られるタイプだったんですけど、最後の文化祭でライブをやったとき担任の先生がすごい拍手をしてのってくれたんですよ。その後“あれはオリジナル曲なのか? なかなか良かったぞ”って褒めてくれたんです。それでプロになろうと思ったんです」と歌手を目指したきっかけも明かした龍玄。「先生が体育館の一番後ろで手拍子してる姿は、今でも焼き付いてますね」と恩師の姿を思い返していた。