アトモフは9月12日、窓型スマートディスプレイ「Atmoph Window 2」のソフトウェアアップデート(バージョン4.0)を発表した。
Atmoph Window 2は27インチの大型ディスプレイを搭載し、風景などを表示させて“デジタル窓”として楽しめる壁掛け型のスマートデバイス。複数台並べて、窓越しに景色が広がっているかのようなパノラマ表示もできる。
従来は横に3台までだったが、今回のアップデートによる横に5台までとなり、レイアウトの自由度が上がった。パノラマ表示の強化にあたっては、従来は4Kカメラで撮影していたコンテンツの品質が課題となっており、4年ほど前から6Kカメラに切り替え、準備を進めてきたという。
このほか、従来は撮影場所や日時などに留まっていた風景情報ページを拡充。土地の歴史や地名の由来、固有の文化や観光名所など、今見ている風景について深く知れるコンテンツを充実させた。さらに、OpenAIの大規模言語モデルを用いた観光ガイド機能も備える。
また、プレイリストを作成できるようになり、たとえば「朝はハワイのビーチの風景で目覚めて、夜は流星群を見ながら静かに過ごす」というように、時間帯などに合わせて好みの風景に自動で切り替わっていく設定ができる。