ソフトバンクは9月12日、衛星通信サービス「OneWeb」を提供する英Network Access Associatesと販売パートナー契約を締結した。

  • ソフトバンク

OneWebは低軌道衛星コンステレーションによる高速通信サービス。経営再建や国際情勢の変化による打ち上げ計画の変更を経て、2023年末に全世界でのサービス開始を目指している。

破綻前にはソフトバンクグループが筆頭株主だった時期もあるが、現在はインドの通信大手であるバーティ・グローバルとイギリス政府が合わせて5割強を保有しており、2021年に再投資したソフトバンクグループは3位の主要株主となっている。

日本でのサービス展開にあたっては、法人顧客のニーズに合わせて通信をカスタマイズし、デバイスから保守サポートまでワンストップで提供する計画。ソフトバンクの閉域接続サービスと連携したセキュアな通信サービスや、規定の通信速度を保証する帯域保証型サービスの提供を予定している。