フォレスト出版は9月12日、『自律神経のなかで最も大切な迷走神経の整え方』(1,815円)を発売した。

  • 『自律神経のなかで最も大切な迷走神経の整え方』(1,815円)

同書の著者は、自律神経研究の第一人者で、順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏。

自律神経は、「交感神経系」と「副交感神経系」の2つの神経で構成されている。それを整えるにはこの2つの神経のはたらきがどちらも高く、ちょうど良いバランスで釣り合っていることが理想的だという。しかし、現代のストレス社会では、"交感神経が過剰にはたらいている人"が急増しており、副交感神経のはたらきを高め、バランスを保つことが求められているとのこと。

そこで重要となるのが、同書で伝えている「迷走神経」を活性化させる方法。迷走神経とは、自律神経のなかでも、副交感神経を支配している重要な神経で、脳と臓器の「直通回線」とも呼べる、体のなかで最も大きな神経であるという。

同書では、迷走神経と腸、呼吸、睡眠、生活習慣、ストレスとのかかわりから、「なぜ、今迷走神経に頼ることが必要なのか」「迷走神経をはたらかせると、どのような効果があるのか」「迷走神経が整うためにはどうすれば良いのか」について解説。迷走神経を整える生活を始めることで、何を試しても良くならなかった頑固な不調もスッキリ解消する可能性があるとのこと。

内容は「自律神経を整える切り札『迷走神経』のはたらき」「迷走神経を整える腸活」「迷走神経を整える呼吸法」「迷走神経を整える睡眠」「迷走神経を整える生活習慣」「迷走するストレスとの付き合い方」など。