BSよしもとで9月17日に放送されるドラマ『青空との約束~味の素冷凍食品の果てなき挑戦~』(20:00~20:30)のトークイベントが12日、都内で行われ、南海キャンディーズの山崎静代、リットン調査団の藤原光博、エルフの荒川が出席した。
味の素冷凍食品と吉本興業は、2023年よりSDGsにおける協業取組をスタート。その一環として制作された同ドラマは、南海キャンディーズの山崎静代扮する新妻の静香が姑に好物の餃子を振る舞うために人生初の餃子作りに奮闘する姿を描く。
この日は主演の山崎をはじめ、餃子の工場長役・藤原光博、静香の後輩を演じた荒川が登壇してトークショーを実施。私生活同様に人妻役を演じた山崎は「新婚の美人妻? それは言わずもがなですけどね。(役柄が)割と自分と重なっていました。もうこのまんまですね。美人は作るモノじゃないというか、自然と含まれたモノです。美人ですみません」と笑いを誘いつつ、「お料理を作ってから旦那さんの反応にドキドキする感じとかは今回のドラマと重なっていました」と役柄的にも私生活と重なった部分があったという。
同ドラマの出演後は自宅でも餃子を焼いて夫に振る舞うことが多くなったといい、「美味しいとは言ってくれますが、旦那と共通の友だちに会った時、旦那が『お鍋が美味しいよ』と言っていたみたいなんです。お鍋って誰でも出来るし、餃子とか頑張って作ったのは一切ありませんでしたね」と不満顔だった。
その山崎扮する若妻の後輩役として出演した荒川は、今回がドラマ初出演となる。「ドラマを見たらなんて素敵なドラマなんだろう! と心がすごく動きました」とドラマの内容を褒め称えるも「荒川の演技は何なんだ! と腹が立ってきました。私って演技が出来ないんだ~と思いましたね」と反省の弁も、隣にいた藤原から「中途半端に演技すると臭くなるのでそのままでいいよ」とフォローされる場面も。
また、主演の山崎は2006年公開の映画『フラガール』で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞したこともあり、「アカデミー賞女優から見た荒川の演技は?」という報道陣の質問に「ようやったと思いますよ。なかなか良い芝居やってたなと」と上から目線も「結構ぶっ飛んだ感じのお芝居は彼女に合いそうなので、そのキャラを生かしつつ良い役どころがあるんじゃないかと思います」とアドバイス。先輩の山崎から温かい言葉をもらった荒川は「マネージャーさんと相談したいと思います」と女優業に色気を見せ「俳優業はもちろんやりたいです! 大河とか! 織田信長が好きで、私は本能寺の変をどう止めるのかずっと考えています」と時代劇に興味を示していた。