エコバックスジャパンは9月12日、ロボット掃除機の新モデル「DEEBOT X2 OMNI」を発表した。9月14日から予約を受け付け、9月28日に発売する。本体カラーはブラック×シルバーの1色。価格は239,800円。
スクエア形状の新デザインを採用しつつ、インテリジェントナビゲーションモジュールを備えたロボット掃除機において最薄となる厚さ9.5cmのロボット掃除機。薄く四角い新形状により、部屋の隅や壁際、ソファの下や椅子の脚の間など狭いスペースをしっかり清掃できるという。
本体底面には加圧回転式のモップを2枚備え、吸引掃除のほか、水拭き掃除にも対応。カーペットを認識すると自動で水拭きモップを引き上げる「自動リフトアップ機能」により、フローリングの吸引掃除・水拭き掃除と、カーペットの吸引掃除を一度の操作で行える(水拭きをしない部分のためにモップパッドを取り外す必要がない)。
最大吸引力は8,000Paと強く、カーペット内の微粒子や隙間のゴミ、ホコリをしっかりと吸引する。メインブラシの素材にはゴムを用い、髪の毛の絡まりを解消しやすい。ダストボックスの容量は420mL。バッテリー駆動時間は吸引のみが最大約212分、吸引と水拭きが最大161分。
マッピング機能としては、内蔵する2つのレーザーセンサーを用いて210度の視野を実現したマッピング技術「Dual-Laser Lidar」、掃除中に突然前に現れた障害物も回避できるという物体回避機能「AIVI 3D 2.0」を装備する。
充電ドックは、本体のダストボックスからゴミを収集、モップへの給水、水拭き後の汚れたモップを温水洗浄・熱風乾燥、ステーション内のシンク洗浄を行う全自動クリーニングステーション。
このほか、独自のAI音声アシスタント「YIKO(イコ)」による音声操作もサポート。一度に複数の指示や、清掃している最中にも指示を追加可能になった。音声による清掃の予約もできる。
ロボット掃除機の本体サイズはW320×D353×H95mm、全自動クリーニングステーションに収まった状態ではW394×D443×H527.5mm。清掃モードは、吸引のみ、水拭きのみ、吸引と水拭き、吸引後水拭きの4モード。