スペインのサン・セバスティアン国際映画祭が、日本のアニメーション監督である宮崎駿監督に、同映画祭において最も名誉な賞である「ドノスティア賞」を授与すると9月8日に発表した。これに対しネット上で「おめでとうございます!」「凄い」などと祝福の声が集まっている。

スペインのサン・セバスティアン国際映画祭は9月8日、日本のアニメーション監督である宮崎駿監督に、同映画祭において最も名誉な賞である「ドノスティア賞」を授与すると発表した。ネット上では「おめでとうございます!」「凄い」などと話題となっている。

スペインのサン・セバスティアン国際映画祭のドノスティア賞は、俳優または監督に送られる同映画祭で最も権威ある生涯功労賞。宮崎監督のドノスティア賞受賞は、2018年に日本の是枝裕和監督がアジア人として初めて同賞を受賞したことに続くもの。宮崎監督は、オンラインにてドノスティア賞を受け取る予定とのこと。また、同映画祭は9月22日から30日まで開催されるが、宮崎監督の10年ぶりとなる最新作「君たちはどう生きるか」がオープニング上映されるそうだ。

宮崎監督は、1988年公開の「となりのトトロ」や、1997年公開の「もののけ姫」などで知られるアニメーション監督で、宮崎監督の作品は国内外で人気だ。2001年公開の「千と千尋の神隠し」で、独ベルリン国際映画祭金熊賞と、米国アカデミー長編アニメ映画賞を獲得。2014年にはアカデミー名誉賞を受賞するなど、これまで数々の賞を受賞している。

ネット上では「長年の努力の後、宮崎駿さん、おめでとうございます」「おめでとう御座います!何度も観ても飽きない作品で楽しませてもらってます!」「おめでとうございます。最も名誉ある賞ってのが凄い」「おめでとうございます!!!やっぱりジブリはすごい」などの声が寄せられた。