今年グループ初となる単独アリーナライブを開催し、8月16日にニューシングル「Tell Me」をリリースしたダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの世界、瀬口黎弥、堀夏喜、中島颯太にインタビュー。「Tell Me」の魅力や制作の裏話について話を聞いた。個人でもさまざまな活躍を見せているFANTASTICSのメンバー。それぞれ印象に残っている活動も語ってもらった。
■それぞれの「Tell Me」お気に入りポイント
表題曲「Tell Me」は、FANTASTICSの冠番組『FUN!FUN!FANTASTICS SEASON3』(日本テレビ)の主題歌で、ファンキーなギターが印象的なグルーヴィーでパワフルなダンスポップサウンド。その他、過去の 『FUN!FUN!FANTASTICS』シリーズの主題歌「Play Back」と「サンタモニカ・ロリポップ」の2曲のリミックスも収録されている。
――表題曲「Tell Me」の魅力からお聞かせください。
中島:他のことは忘れて2人で同じ世界を楽しもう、という曲で、大人っぽく色気のある曲になり、また新しい一面が出せたなと思っています。緩急があって、1回無音になってからサビがくるところとかサウンド的にも面白いので、たくさん聴いていただきたいです。振り付けは世界さんとNOPPOさん(s**t kingz)の共作です。世界さん、振り付けのポイントを教えてください!
世界:サビの後半の部分ですね。手を左右左右するだけで、簡単な振りなので、ぜひ皆さんMVを見て真似してみてください。
――お一人ずつ、「Tell Me」のお気に入りポイントを教えてください。
瀬口:僕は「雑音なんて消しちゃって楽しみたい…でしょ?」というフレーズが好きです。かっこいいですし、自分自身に響くところもあります。パフォーマンス面でも僕がアクセントとなるようなパートがあるので、そこでも魅せることができたらいいなと思っています。
――このフレーズのどういうところがグッときましたか?
瀬口:雑音って勝手に入ってくるものですが、それさえも消して、何もないフラットな状態で楽しみたいでしょ? って、すごくいい誘い方だなと思いました。
――堀さんはいかがですか?
堀:僕は「Run away ふたりで踊り狂う いま暴れれば間違いない Dance baby dance」のところがお気に入りです。相当強いワードで、自分に酔っていてかっこいいなと思います。耳心地も良くて好きです。
中島:僕も1番の黎弥くんのところが好きで、あとはサビの「どんな場所でも僕らのPlayground」というところも素敵だなと思っています。どんな時でも、いつ行っても、自分たちのホームにして一緒に楽しむ。FANTASTICSも、どこに行っても皆さんと一体となって、FANTASTICS色に染まれるグループになれたらといいなと思います。
世界:僕はサビの「欲しいなら掴んじゃおう We make love, love, love today」ですね。「love」を3回、愛が強くて、振りを考えるときどうしようかなと思いました。「make love today」ならわかりますけど、「make love, love, love today」ですから(笑)
――「love, love, love」のところの振りはどうなりましたか?
世界:ラブしてますね(笑)。ハートマークとかキューティ系ではないですが、少し腰が強調されてセクシーな感じにしています。愛を感じていただけたらうれしいです(笑)
■MV撮影で全力疾走! 車を使った撮影は緊張!?
――ミュージックビデオ(MV)は、ギャング同士がダンスバトルを繰り広げるという内容です。撮影の感想をお聞かせください。
中島:1940年~50年を舞台に、ギャング同士がぶつかり合いながら進んでいき、最後ダンスホールで踊るという、ストーリー性のあるMVになっています。2チームに分かれて撮りましたが、世界さんとホリナツくんのチームはけっこうコメディ要素があります。
堀:僕と世界さんのチームは、車から降りてくるシーンがあって、当時の車をお借りして撮影しました。扱うのに気を使い、車のオーナーさんが目の前で見ていらっしゃったというのもあって、緊張しました。運転はしなかったですが、乗らせてもらって出てくるところを撮影し、(澤本)夏輝くんがバーンって閉めていたのでヒヤヒヤしました(笑)
世界:車がすごくかっこよくてテンション上がりました! スピーカーみたいなところが音符のマークになっていたり、カスタムもオシャレで。
――瀬口さんと中島さんのチームは、車のようなアイテムはなく?
瀬口:僕たちは走りだけでした。かなり全力で走りました。僕は今回のMVで初めて、素足でサンダルというスタイルで挑んだので、そこも注目していただけたらと思います(笑)
――中島さんはたくさん走って体への負担は大丈夫でした?
中島:僕は大丈夫でした!