JR西日本は11日、岡山・備後エリアの山陽本線と、山口エリアの岩徳線を対象に、朝および夕方以降の一部列車でダイヤを修正すると発表した。これにともない、列車の発車時刻が繰上げとなる駅もあり、JR西日本は注意を呼びかけている。
岡山・備後エリアの山陽本線では、朝の時間帯に運転される福山駅7時7分発・岡山駅8時13分着の上り普通列車(平日のみ運転)について、大門駅の時刻を現行の7時15分着・7時16分発から7時14分着・7時15分発に繰り上げる。他にも着時刻のみ繰り上げる駅があるという。福山駅の発車時刻、岡山駅の到着時刻に変更はない。
夕方以降の時間帯、現行の岡山駅16時25分発・糸崎駅17時53分着の下り普通列車は、松永駅の発車時刻を現行の17時35分から17時36分に繰り下げるとともに、東尾道駅と尾道駅の到着・発車時刻もそれぞれ1分繰り下げる。糸崎駅の到着時刻も1分繰り下げられ、同駅17時54分着に。この列車に接続する糸崎発岩国行の下り普通列車も、糸崎駅の発車時刻を現行の17時54分から17時55分、三原駅の到着時刻を現行の17時57分から17時58分に変更し、それぞれ1分繰り下げる(三原駅の発車時刻、岩国駅の到着時刻は現行と同じ)。
現行の岡山駅16時47分発・三原駅18時19分着の下り普通列車は、新倉敷駅の発車時刻を現行の17時14分から17時15分に繰り下げるとともに、福山駅や尾道駅の到着・発車時刻も1分繰下げとする。他にも時刻を繰り下げる行う駅があるとのこと(岡山駅の発車時刻、三原駅の到着時刻は現行と同じ)。現行の備中高梁駅16時56分発・姫路駅19時25分着の上り普通列車は、高島駅のみ発車時刻を現行の同駅18時6分発から1分繰り下げ、同駅18時7分発に変更する。
岩徳線は現行の徳山駅7時15分発・岩国駅8時43分着の上り普通列車について、10月7日から徳山駅の発車時刻を3分繰り上げて同駅7時12分発とし、櫛ケ浜駅の到着時刻も4分繰り上げ、同駅7時16分着(現在は同駅7時20分着)に変更。櫛ケ浜駅から先の時刻に変更はないとのこと。現行の岩国駅19時59分発・徳山駅21時27分着の下り普通列車は、櫛ケ浜駅の発車時刻のみ3分繰り下げ、同駅21時23分発(現在は同駅21時20分発)とする。