国内最大級のアンバサダー数、3.6万人を誇るデル アンバサダープログラム
デル・テクノロジーズは2023年9月8日、「デル アンバサダー大感謝祭 2023」を虎ノ門ヒルズにあるアンダーズ東京で開催しました。
デル アンバサダー プログラムは、ソーシャルメディアなどを通じてデル製品の魅力を積極的に発信する方を募り、さらにアンケートや座談会、モニタープログラムなどで製品の詳しい内容や試用が行える取り組みです。
一例として、ALIENWAREのゲーミングノートパソコン4製品、XPSノートパソコン3製品と液晶モニター4製品が現在体験モニターの募集をしており、貸出期間が約1カ月とそれなりに長めです。
このデルアンバサダープログラムは日本独自の施策として行われているもので、開始時期は2016年12月までさかのぼります。2018年2月にはALIENWAREアンバサダー プログラムも発足。2019年6月に両プログラムが統合され、2023年7月現在で登録者数は3万6千人を突破しており、日本でも最大といえる規模となっています。
リアルイベントはコロナ禍の影響で3年ぶりの開催な上、接近していた台風13号の影響が懸念されてましたが、無事開催されました。まずデル・テクノロジーズ コンシューマー&ビジネス マーケティング統括本部 部長の横塚知子氏の乾杯でスタート。
やや余談となりますが、この手のイベント会場の場所決めに関してはキーマンの意向が大きく、横塚氏に伺ってみると「ここか前回使ったところの二択だった」との事。
横塚氏は女性起業家向けビジネスコンテストとビジネスの発展に役立つネットワークプログラム「Dell Women's Entrepreneur Network (DWEN)」を日本で推進する立場にあり、直近のイベントとして今年7月に「デル女性起業家ビジネスコンテスト2023」をThe Grand GINZAで開催していました。
アンバサダー関連では、2018年の1周年記念サンクスパーティーが今回と同じアンダーズ東京、2019年の2周年記念 サンクスパーティーがグランドハイアット東京で開催。直近のリアル開催としては2020年に第七回座談会をストリングスホテル東京インターコンチネンタルで行われていました。いずれもなかなか普段縁のない豪華会場で、アンバサダーをもてなしたい意向が伺えます。
乾杯の後、AlienwareとXPS担当者による最新製品のかんたんなプレゼンテーション行われ、DELL XPS アンバサダーの渋谷凪咲さんと横塚氏によるトークセッションがあり、その後タッチアンドトライ兼懇談の時間がとられました。
NMB48の渋谷凪咲さんは2022年からXPSアンバサダーとして就任し、CMや公式動画「DELL XPS 未来ラボ」に出演。当日もCMや未来ラボで使用した白の衣装を「制服です」と着用していました。
CMや公式動画への起用が私でいいのだろうか? という不安に対して「挑戦をテーマにした商品と一緒に成長してほしい」とデルから言われたと当時のエピソードを披露。すでにNMB48の卒業が発表されていますが、これも「新しい事に挑戦したいから」と、終始挑戦していく姿勢について盛り込まれたトークでした。
終了間際に、9月18日からグランドオープンとなる「ASH WINDER Esports ARENA高田馬場店」の紹介がありました。この施設には52台の「Alienware Aurora R15ゲーミングデスクトップ」と2台の「Alienware m18ゲーミングノートパソコン」が導入され、Aurora R15は一般シートのパソコンにもGeforce RTX 4060を搭載。特別席ではRTX 4070/4080を搭載し、最新の環境でプレイすることができるとのことです。
コンシューマー向け製品が一同に会していたタッチアンドトライコーナー
今回「結構スゴイ!」と思ったのは、タッチアンドトライのラインナップです。法人向け製品ですと、一般の方も展示会で見る機会がありますが、コンシューマー向け製品は全国のDELL リアルサイト程度。しかし、通販のみで店頭販売していないモデルがあります。これがほぼ全製品揃って展示されていました。なんなら大手町のデル本社での展示よりも揃っていた印象です。
職業柄、パソコンの新製品をよく見る方ですが、InspironのデスクトップPCを見たのは初めてかもしれません。また、ここ数年オンラインでの製品発表会が続いており、レビュー依頼が来ないと実物を見ることもままならない状態が続いていました。ライターの立場でも結構貴重な体験ですが、アンバサダーの人はそれ以上に貴重な機会だったと思います。さらに、製品担当者に直接質問をぶつけることができるので、DELLパソコン製品の理解がより進んだと思います。
今回のイベントに参加された方を拝見した限りでは、年齢層がわりと若く、かつ女性も結構多い印象を受けました。現在、多くの方が仕事だけでなく家庭でもパソコンを使うなか、女性の利用者目線のブログはテクニカル重視の記事よりも参考になる面も多いと思います。この幅の広さがアンバサダーマーケティングを進めるデルの強みかもしれません。