任天堂は、今年8月に発表された「マリオの声優交代」に関して、同社代表取締役フェローの宮本茂さんと、長年「スーパーマリオ」シリーズでマリオの声を担当してきたチャールズ・マーティネーさんからの特別なビデオメッセージを公開した。マーティネーさんは今後、「マリオの親善大使」としてイベントなどに参加するとのこと。ネットでは「世界一子供に親しまれた声」「これまでお疲れ様でした!」などと話題となっている。

チャールズ・マーティネーさんは、1996年に発売された「スーパーマリオ64」で、主人公・マリオの声優を担当。以降の「スーパーマリオ」シリーズにおいては、マリオのほか、ルイージやワリオ、ワルイージなどの声も担当していた。長年マリオの声優として、スーパーマリオを支えてきたが、今年8月にマリオの声優を引退することを発表していた。

公開された動画では、マーティネーさんは「長年にわたり、素晴らしいキャラクターに命を吹き込むことができ光栄に思います。本当に誇らしく嬉しいです。ありがとうございます」と感謝を伝えている。また、今後マーティネーさんは親善大使として、世界中のさまざまなイベントに参加し、ファンと交流していくとのことで、「今後世界中のさまざまなイベントで、みなさんにお会いするのをとても楽しみにしています」とコメントした。

宮本さんは、マーティネーさんとの思い出を語りつつ、「これからも世界中のイベントで任天堂ファンと盛り上がってくれることを楽しみにしています」と、親善大使としてのこれからの活躍に期待を寄せた。

ちなみに、今年10月に発売を予定するスーパーマリオブラザーズシリーズ最新作「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」では、マリオのほかにも数人のキャラクターの声が新しくなっているとのこと。

ネット上では「サンキューマリオ!😭」「チャールズさん、ありがとう!マリオって、やっぱり最強🍄」「未だにスーマリ64やってます😊チャールズさん!ありがとう!」「マリオが原点で頂点よなぁ👍」「チャールズさん、これまでお疲れ様でした!!お声が聴けないのはとても寂しいですが・・・」「物心付いたときからマリオの声といえばチャールズさんでした」「きっと、世界一子供に親しまれた声だったと思います!」などの声が寄せられた。