焦点工房は9月8日、Fringerブランドの電子マウントアダプター「FR-NZ2」を発表した。キヤノンEFマウント対応レンズをニコンZマウントで使用するための電子マウントアダプター。AE/AF撮影が可能で、動画AFとコンティニュアスAF（AF-C）にも対応する。前モデル「FR-NZ1」から三脚座をなくして小型・軽量化も図った。価格は55,000円。すでに販売中。

  • FringerブランドのキヤノンEF→ニコンZマウントアダプター「FR-NZ2」

EF/EF-Sレンズと組み合わせることでAE/AF撮影が可能で、動画AFとコンティニュアスAF（AF-C）に対応するほか、顔検出や瞳AFといった機能にも対応する。手ブレ補正は、レンズ内手ブレ補正機構とボディ内の手ブレ補正機構の両方を利用できる。ただし、同時使用はできない。ボディ内手ブレ補正機構については、キヤノン「IS」、シグマ「OS」、タムロン「VC」をサポート。カメラ側での絞り制御も可能だ。

  • レンズ接続側

  • ボディ接続側

  • ニコンZシリーズに装着したところ。動画AFやコンティニュアスAF（AF-C）、手ブレ補正にも対応する

アダプター内部は、マット塗装と植毛加工で内面反射を抑制。ゴムシーリングの採用により防塵防滴にも配慮している。撮影画像の焦点距離、露出などの情報のExifデータ記録にも対応。ファームウェアアップデートは、PCとUSB接続することで行える。

  • 新旧タイプの比較