クロス・マーケティングは9月6日、「パンに関する調査(2023年)」の結果を発表した。調査は9月1日~4日、全国20歳~69歳の男女1,100名(各年代220名)を対象にインターネットで行われた。
食事シーンごとのパンを食べる頻度を聞いたところ、「よく食べる」の回答が最も多かったシーンは「朝食」で50.8%。特に60代では65.5%と高い結果に。また、「よく食べる」「たまに食べる」を合わせた割合で比べると、最も多いのは「昼食」で83.5%。以下、「朝食」(79.9%)、「おやつ・間食」(66.8%)、「夕食」(57.8%)の順。
続いて、パンやパン屋に関する意識や行動について教えてもらったところ、44.5%の人が「焼きたてパンの匂いに魅かれる」と回答。特に女性では53.3%と半数を超える結果に。次いで、「パン屋で試食があったら試す」(22.6%)、「お気に入りのパン屋がある」(22.3%)と続き、いずれも男性よりも女性の方が高い割合を示した。
次に、自宅でのパンの食べ方を教えてもらったところ、「バターをつける」(31.6%)、「焼かないでそのまま食べる」(27.2%)、「マーガリンをつけて食べる」(26.9%)が上位に。ただし、男女別にみると、女性はバターに次いで「チーズをのせて食べる」(32.5%)人が多いよう。
また、パンについて気になることを聞くと、「賞味期限が短い」(22.7%)、「カロリーが気になる」(22.1%)、「糖質を摂りすぎてしまう」(20.6%)が上位となった。