ネオマーケティングは9月8日、「お菓子の値上げに関する調査(2023年消費者調査)」の結果を発表した。調査期間は2023年7月20日~24日、調査対象は全国の20歳以上の個人、有効回答は1,000人。
最初に、直近3カ月において、菓子の値上げ(販売価格の高騰)を感じるか質問すると、大多数の91.5%が「値上げを感じる」と回答。特に値上げを感じる購入場所は、「食品スーパー」が83.1%と圧倒的に多く、以降「コンビニ」が43.1%、「大型総合スーパー」が38.6%と続いた。
続いて、菓子購入する際の1回あたりの平均購入金額を調べると、「201円~300円」が24.9%で最多。これに「~100円」(2.8%)、「101円~200円」(24.4%)と答えた割合を合わせると、半数以上が平均300円以下であることがわかった。
次に、普段購入する菓子が値上げした際、「継続購入をやめよう」と思う値上げ率を尋ねると、「10%」が最も多く30.7%。「5%」(10.8%)から許容できない層を合わせると、10%まで値上げが行われた場合、全体の41.5%が継続購入をやめると回答した。
普段購入する菓子が値上げした際、継続購入の決め手として重要視するポイントについては、「味が変わらないこと」が67.4%でトップ。次いで「量が増えていること」が15%となった。