BIGLOBEは9月7日、「インターネット上の誹謗中傷に関する意識調査」の結果を発表した。本調査は、2023年8月8日~8月9日の期間、全国の20代から50代の男女1,000人を対象に、インターネット実施したもの。
インターネット上に誹謗中傷や悪質なコメントを書き込まれたことがあるか質問したところ、10.9%が「ある」と回答した。
反対に、インターネット上に誹謗中傷や悪質なコメントを書き込んだことがあるか尋ねると、「ある」と回答した人の割合は6.3%であった。書き込んだ人よりも書き込まれたことがあると回答した割合の方が多い結果となった。
年代別に見ると、「(書き込んだことが)ある」と回答した人の割合が一番多いのは、10.0%の20代ということが明らかに。
インターネット上に何かしらの投稿を行う際の考え方を問うと、「誹謗中傷にならないように必ず確認をして投稿をしている」と回答した人の割合は50.5%と約半数であった。年代別に見ると、55.7%と30代が一番多かった。
反対に、「何かを考えて投稿することはない(何も考えていない)」と回答した人の割合が一番多かったのは50代で23.6%、一番少なかったのは16.8%の20代という結果に。
50代は投稿する人の割合は少ないものの、投稿する前に何も考えずに投稿する人の割合が一番多いことがわかった。
侮辱罪の厳罰化やインターネット上での誹謗中傷に関する条例の制定について聞くと、「厳罰化を望む」、「やや厳罰化を望む」と回答した人の合計は82.7%と8割を超えた。