ソーシャルレンディングサービスを提供するLENDEXは、20代から50代の男性を対象とした「貯金額と投資」に関する調査結果を公開した。その結果によると、貯金額として最も多かったのは、「100万円未満」だったそうだ。ネットでは「サラリーマンじゃ貯まらないよ」「貯金なんて大手以外皆無だろ」などと話題となっている。
-
20代から50代男性の「貯金額と投資」についてのアンケート調査結果が公開される
本調査は、20代から50代の男性1,120人を対象としたもので、今年7月20日から7月21日にかけて、「貯金」や「資産」、「投資」などについてアンケートを行った。
結果、「現在の貯金額の総額はいくらですか？」という質問に対して、最も多かった回答は22.5%で「100万円未満」だったという。次いで15.2%で「3000万円以上」、13.9%で「1000万円～2000万円未満」と続いた。同社は「収入の差や年齢による差などもあると思われますが、貯金額が少ない方や多い方の両極端な結果が見受けられます」とコメントしている。また、「毎月どれくらいの金額を貯金していますか？」と質問すると、「3万円未満」が43.3%とダントツで、次いで「5万円から10万円未満」が18.0%、「3万円から5万円未満」が17.8%と続いた。
-
20代から50代男性の貯金総額で、最も多いのは「100万円未満」だそう (LENDEX調べ)
-
毎月の貯金額は「3万円未満」がダントツ (LENDEX調べ)
一方で、資産額の総額についての質問では、最も多かった回答が25.5%で「3000万円以上」、次いで19.9%で「100万円未満」となり、貯金総額と金額としての順位が入れ替わる結果となった。
投資については、「NISAやiDeCoで積み立て投資を行っていますか？」と質問。53.2%で「どちらも行っていない」が最も多く、次いで24.9%で「NISAに投資している」、14.6%で「NISAとiDeCoどちらも投資している」、7.3%で「iDeCoに投資している」が続いた。約半数の人は、NISAもしくはiDeCoに投資しているようだ。始めたきっかけとしては「利益や配当金が非課税になるため」や、「税制優遇措置があるから」、「老後の資産を増やすため」といった理由が挙げられたそうだ。
-
約半数がNISAかiDeCoに投資している (LENDEX調べ)
このほか同調査では、「1回のランチに使う予算の平均は？」や「キャピタルゲインとインカムゲインのどちらが、自身に合った投資だと思うか」などについてアンケートも公開している。興味があればチェックしてほしい。
ネット上では「こういうの見ると安心する」「サラリーマンじゃ貯まらないよ」「人は人。気にしないこと」「20年以上前から昇給の金額がそう変わってないし、ここ数年の物価に対して昇給が追いついてないし、貯金なんて大手企業勤め以外皆無だろ・・・」などの声が寄せられた。
