玩具メーカー・ピープルは9月4日、同社のロングセラーお世話人形「ぽぽちゃん」の生産終了を発表した。25年以上の歴史に幕を下ろす。ネットでは「悲しみがつよい」「え、泣きそう」など惜しむ声が多く寄せられている。
「ぽぽちゃん」は、1996年に発売を開始したお世話人形。2歳の子どもが赤ちゃんと感じるように作られており、丸みのあるフォルムや、ほっぺの柔らかさなどが特徴だ。また、寝かせると目を閉じるという仕掛けも存在する。
ピープルは、公式サイトにて「これまでたくさん遊んでくれたみなさんへ」と題して「ぽぽちゃん」の生産終了を報告。また、「ぽぽちゃんは、これからもお子さまの心の成長に寄りそっていきます」や、「いままで、たくさんの愛をありがとう」などの想いを伝えている。加えて同社の公式X(旧Twitter)でも「生産終了を惜しんでいただく声や、一緒に過ごした思い出など、たくさんのメッセージをいただき本当にありがとうございます」とコメントした。
生産終了を惜しんでいただく声や、一緒に過ごした思い出など、たくさんのメッセージをいただき本当にありがとうございます。#ぽぽちゃん
— ピープル株式会社 (@peopletoysco) September 6, 2023
「ぽぽちゃん」の販売は、在庫がなくなり次第終了するとのこと。なお、アフターサービスは継続するそうで、購入から1年以内に発生した不具合には対応するという。
ネット上では「お世話になりました」「ありがとうぽぽちゃん・・・」「生産終了は寂しいけれど…ありがとう。一生大切にしますദ്ദി ˃ ᵕ ˂ )」などの感謝の声のほか、「最近親戚の子にお着替えを送ったばかりなので悲しみがつよい…」「え、泣きそう」「亡きお祖母ちゃんがずっと持ってました」「嘘だろ、あんなにお世話になったのに...」「ホムペ見たらあったかくてまた泣ける…。通勤電車じゃ見ちゃダメなやつ」といった、生産終了を惜しむ声が多く寄せられた。