ワークポートは9月7日、「睡眠に対する意識」に関する調査結果を発表した。調査期間は8月28日~31日、調査対象は20代~40代のビジネスパーソン、有効回答は635人。

  • キャリアアップやスキルアップのためには、睡眠時間を削ってでも働くべきだと思うか?

まず、キャリアアップやスキルアップのためには、睡眠時間を削ってでも働くべきだと思うか尋ねると、「まったくそう思わない」(36.1%)と「あまりそう思わない」(42.0%)の合計は78.1%に上った。

また、睡眠時間は自身の仕事のパフォーマンスに影響すると思うかとの問いには、計96.6%が「かなりそう思う」(79.1%)・「ややそう思う」(17.5%)と回答した。

  • 睡眠時間は自身の仕事のパフォーマンスに影響すると思うか?

睡眠時間は自身の仕事のパフォーマンスに影響すると答えた人に、睡眠不足が理由でミスをしたことはあるか聞くと、51.2%が「ある」と回答。具体的には、「入力ミスや確認ミス」(40代女性・管理)や「計数の数え間違い、書類の記入ミス」(20代男性・製造)など、ケアレスミスが多かった。

  • 睡眠不足が理由で、仕事でミスをしたことはあるか?

次に、病気や怪我などの明らかな体調不良ではなく、睡眠不足や疲労感を理由に有給休暇を取ることに罪悪感があるか尋ねると、「まったくそう思わない」(26.1%)と「あまりそう思わない」(28.7%)の合計は半数以上の54.8%に。一方、実際に睡眠不足で有給休暇を取った人は35.4%にとどまった。

  • 睡眠不足や疲労感を理由に有給休暇を取ったことはあるか?

普段の睡眠時間については、仕事の日は平均6.2時間、休日は平均7.5時間。睡眠時間の満足度については、仕事の日は46.3%(かなり理想的13.9%+やや理想的32.4%)、休日は76.0%(35.7%+40.3%)が理想的と答えた。