JR東日本は7日、台風13号接近にともない、9月8日に関東エリアの一部線区で運転取りやめが発生すると発表した。東海道線小田原~熱海間や伊東線などが始発から運転取りやめに。伊東線と相互直通運転を行う伊豆急行も計画運休を行うと発表している。
台風13号の影響で、JR東日本は関東エリアの大半の線区で9月8日の始発から昼すぎにかけて列車の遅れや行先変更、運休が発生するおそれがあると説明。東海道方面において、東海道線小田原~熱海間と伊東線(熱海~伊東間)を始発から12時頃まで列車の運転を取りやめる予定とした。伊豆急行も伊東~伊豆急下田間の全線で始発から12時頃まで運転を見合わせる予定と発表。JR線から伊豆急行線へ直通する特急「サフィール踊り子」「踊り子」もすべて運休となる。
JR東日本は東海道線・伊東線の他にも、久留里線で9月8日の始発から12時頃まで、青梅線青梅~奥多摩間と八高線高麗川~寄居間で同日の始発から16時頃まで運転を見合わせる予定。八高線は高麗川~寄居間の運転見合わせにともない、寄居~高崎間も一部列車が運休となる。
なお、JR線から富士急行線へ直通する特急「富士回遊」に関して、9月8日の下り「富士回遊3・7・11・71号」と上り「富士回遊72号」は全区間で運休。上り「富士回遊36・44・48号」は河口湖駅から大月駅まで区間運休となる。
その他の線区についても、気象予報が悪化した場合に急遽の運休が発生する可能性もあり、状況によっては目的地までの所要時間が通常より多くかかることがある。「最新の運行情報は当社ホームページ、JR東日本アプリの運行情報欄をご確認ください」とのこと。