太陽光発電システムの設計・建設・メンテナンスを全国に提供するエクソルは、「停電時に困ったことや太陽光発電の活用と検討」に関するアンケート調査の結果を2023年8月31日に発表した。調査は2023年8月24日~26日の期間、戸建住宅に住む全国の25歳以上の男女665人を対象にインターネットにて実施したもの。
自宅が停電した時に困ったこと、困ると思うことを尋ねたところ、「冷蔵庫が使えない」」(75.6%)が最も多く、次いで「エアコンが使えない」(53.4%)、「室内の明かりを点けられない」(29.8%)と続いた。
自宅に太陽光発電を設置しているかとの質問に対し、24.6%が「設置している」と回答。続けて、停電時に太陽光発電は役に立ったかと尋ねると、57.1%が「役に立った」との結果に。
一方、「役に立たなかった」(42.9%)と回答した人の理由をみると、「停電した時間が夜だった」「雨が降っていて発電しなかった」など、蓄電池がなければ解決できないような問題や、「切り替え方が分からない」「使い方が分からない」といった意見も多くあがった。
太陽光発電を設置していない人に、停電を経験して太陽光発電を検討したいと思ったかと尋ねたところ、9.3%が「停電対策として検討したい」と回答した。そのほか、「節電、電気代対策として検討したい」(25.7%)、「エコや環境対策として検討したい」(9.8%)との回答もみられた。