女優の深川麻衣が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『彼女たちの犯罪』(24:09~)第8話がきょう7日に放送される。
■翠(さとうほなみ)は生きていた…『彼女たちの犯罪』第8話
今作は、『ルパンの娘』や『忍者に結婚は難しい』など、人気ドラマ原作を次々と手がける横関大氏の同名小説を映像化するスリリングサスペンス。愛を求める繭美(深川)、自由を求める由香里(前田敦子)、正義を求める理子(石井杏奈)は、“普通の幸せ”を望み、葛藤を抱えながらも、それぞれの日常を暮らしていたが、ある日1人の女性の失踪事件をきっかけに人生が思いもよらぬ方向に進んでいく。
第7話で大学時代の理子と智明の出来事が明らかになり、繭美は絶望するが、既に引き返せないところにきていることもわかっていた。そんな中理子のパソコンにDNA型の鑑定結果のメールが届き、玉名翠(さとうほなみ)と一致しないことが判明する。遺体は由香里でも翠でもない……殺されたのは一体誰なのか。その後、体調を崩してしまった理子を上原(野間口徹)は自宅まで送り届け、玄関で迎えた小学生の大輔(高木波瑠)は「お母さんを送ってくれて、ありがとう!」と上原にお礼を言い、扉を閉めるのだった。そして、大輔が「お姉ちゃん、刑事さん、もう行ったよ」と 声をかけ、 部屋の奥から現れたのは、なんと翠だったという驚きの展開で幕を閉じた。
■由香里(前田敦子)、ホテルに警察が来て繭美(深川麻衣)のもとへ
第8話では、遺体と由香里のDNA型が一致しなかったことから、由香里の自殺に見せかけた別の人間による自殺、もしくは他殺の可能性が高いことに加え、同時期に姿を消している翠ともDNA型が一致しないことがわかったが、遺体の発見以降、翠名義のカードの使用履歴がいくつもあることが判明する。さらに、ホテルのスイートルームに滞在していたこともわかり、上原と脇谷(鈴木康介)は、事件には複数人が絡んでいる可能性があることを掴んでいた。そんな中、人目を気にしながら“血のついたあの女の私物”を捨てに行こうとしていた繭美の元にやってきた由香里。宿泊していたホテルに警察が来て、行く場所がないという。 窮地に立たされた彼女たち。一緒に自首することを繭美に提案する由香里だったが、繭美は「勝手なこと言わないでください!」と、もう後戻りが出来ない覚悟を伝える。一方上原は、由香里が生きているかもしれないという事実を伝えるため、彼女の母親を訪ねていた。由香里と思われていた遺体が別人のものだとわかったと告げると、上原は衝撃の事実を知ることになる。事件の真相に迫る刑事たちの執念で彼女たちの最終章は、思いもよらぬ事態へ……?